皆さんは、ペガサスとユニコーンというと、どのようなイメージを持つでしょうか?
恐らく多くの方が、空想上の馬のような動物を思い浮かべることと思いますが、その違いを区別できる方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、ペガサスとユニコーンの違いについて調べてみました。
ペガサスとユニコーンの違いとは
ペガサスもユニコーンも、ファンタジー上の動物であることに変わりありません。
しかし、それぞれ異なる特徴を持ちます。
ペガサスとは
ペガサスとは、ギリシャ・ローマ神話に登場する、背中に羽の生えた白い馬です。
霊感、また不死の象徴である、神秘的な空想上の生き物です。
ペガサス座という星座もありますね。
父親はポセイドン、母親はメドゥーサ、兄弟はクリュサオルといい、全て人間です。
人間から馬が生まれたという不思議な伝説となっています。
理由は、メドゥーサがアテナによって怪物に姿を変えてしまったため、人間を生むことができなくなってしまったためという説があります。
ペガサスは、英雄ベレロフォンの愛馬とされています。
温和な表情に優美な姿の印象がありますが、実はとても気性が荒く、乗る人を選んだり、乗る人によって態度を変えてしまうそうです。
当初はゼウスの雷鳴と電光以外の物は決して運ばず、人間が乗ろうとすると拒絶して振り落とそうとして大暴れしていたそうです。
女神アテナが手綱を付けて、ようやく大人しくなり、人間の言うことを聞くようになったという伝説があります。
ユニコーンとは
ユニコーンは、日本語では一角獣と呼ばれます。
こちらも伝説の生き物で、真っ白な馬です。
額に大きな角が生えているのが特徴です。
この角には蛇の毒などを消すことができる血清のような力があると言われています。
また、痙攣やてんかんなどの病気も治すことができる不思議な力を持っています。
ユニコーンはとてもどう猛な生き物で、人間に対して反抗的です。
象など自分より大きな生き物にも果敢に向かっていく勇敢な馬で、とても足が速く、シカなどにも勝てると言われています。
しかし、純潔な女性に対してのみ従順になることから、乙女の象徴ともされています。
ちなみにユニコーンという名前は英語で、ユニは「1つ」、コーンは「角」の意味があります。
ペガサスとユニコーンはどう違う?
そんなペガサスとユニコーンの決定的な違いは、ペガサスには羽があること、ユニコーンには角があることです。
いずれも真っ白な馬で、性格がどう猛という点では似ていますが、今後は角や羽の有無で判断することができますね。
まとめ
今回は、ペガサスとユニコーンの違いについて紹介いたしました。
いずれもファンタジー上の生き物ですが、実際に目で見てみたいものですね。
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