皆さんはリクガメとウミガメの違いをどこまでご存知ですか?
リクガメはリクに住んでいてウミガメは海に住んでいるという事は、知っている方も多いと思いますが、他にもたくさん違いがありますので、見ていきましょう。
リクガメとウミガメは身体の構造が違う
同じカメなのに住むところの違いで身体の造りが違って、それぞれの環境に合うように進化してきたという事が自然界の凄い所ですよね。
名前の通りリクガメは陸に生息するのに合った体をしており、ウミガメは海での生息に合った体の造りです。
甲羅の形が違う
リクガメの甲羅はドーム状の形になっているのに対し、ウミガメは平べったい形になっています。
陸や川で生息するリクガメは、甲羅の中に手足と頭・尾をしまい込むことで外敵から身を守ります。
反対に、ウミガメは甲羅の中に体をしまって身を守るよりも、少しでも速く泳いで逃げる必要があるため水の抵抗を減らすために平べったい形をしています。
四肢の形が違う
リクガメは穴を掘ったり硬い地面を歩くために、四肢(手足)にはツメが生えています。
そして、中には皆さんの良く知っているアカミミガメのように川や陸で生息する種類には、ツメもありなおかつ泳げるように水かきも付いています。
ウミガメは、産卵できる年齢の50歳になるまでほとんど海の中で生活するため、四肢は全体的にヒレの形になっています。
ほとんどのリクガメは泳ぐことが出来ませんので、リクガメをウミガメと間違えて海に逃がしてあげると大変な事になってしまいます。
冬の過ごし方が違う
ウミガメは季節によって自分たちの過ごしやすい水温の場所へと移動しますが、陸に生息するリクガメは冬になると冬眠して暖かくなるのを待ちます。
甲羅の中に体を隠して、外敵に襲われないように冬眠します。
まとめ
いかがでしたか?
カメと言っても住む環境で全く違う事が分かります。
これらの違いは見た目も違うので間違える事はないかと思いますが、言われてみれば違うよねと気付く事も多かったのではないでしょうか?
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