あなたは人魚の伝説の元となっている動物、マナティとジュゴンを知っていますか?
呼び方が違うだけで同じ動物なのだと認識している人は少なくないはずです。
しかし実はまるっきり別物の動物で、よくよく見ると違いがはっきり分かるんです!
今回はそんなジュゴンとマナティの違いについてまとめました。
ジュゴンとマナティの違い
ジュゴンとマナティは、まず大きさが違います。
ジュゴンは体長2.5メートルから3メートル、マナティは3メートルから4メートルの動物です。
さらにジュゴンは体重が400㎏ほどで、マナティはなんと400kgから1tと、ジュゴンの方がやや小さく、マナティはでっぷりとしていますよね!
さらにオスのジュゴンには牙があり、マナティには牙はありません。
とは言ってもジュゴンとマナティを同じ場所で見比べてみないとその違いは分かりませんし、オスなのかメスなのかも見分けがつかないですよね。
では、どこで見分けたらいいのでしょうか?
ジュゴンとマナティの見分け方
ジュゴンとマナティを見分けるには、まずは尾びれを見てみましょう!
ジュゴンの尾びれは三角形になっています。
それに比べ、マナティの尾びれはまるっこい形をしているのが特徴です。
さらにジュゴンには爪がなく、マナティは象のような爪が生えています。
ジュゴンの飼育は大変難しいと言いますが、三重県にある鳥羽水族館では日本で唯一ジュゴンの飼育を行っています。
さらに鳥羽水族館にはマナティもいますので、見比べてみるのも面白いですよね!
香川県高松市にある新屋島水族館や、沖縄県にある沖縄美ら海水族館ではマナティを見ることが出来ます。
そんな遠くまで行けない!という方は静岡県にある熱川バナナワニ園に行くとマナティを見ることが出来ますよ!
大きいのにつぶらな目で可愛らしいマナティやジュゴンをぜひ一度見に行ってみてくださいね。
まとめ
- ジュゴンのマナティの決定的な見分け方は尾びれの形
- ジュゴンは三角形の尾びれ、マナティは丸みを帯びた尾びれの形をしている
- 鳥羽水族館ではジュゴンとマナティの両方を見ることが出来る
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