理解と知る。
同じような意味ですがどのように違うのでしょうか?
その違いについて説明しましょう。
理解と知るの違いについて
まず、理解から見て行きましょう。
理解とは
理解とはどういうことを言うのでしょうか?
知識として得た事を実際に他人に説明出来るか、学生でしたら知識として公式は頭に入っていても実際に問題を解けるか、解けないかの違いでしょう。
学生は数々の書籍を調べてレポートを作成します。
知識として得た事柄を他人に説明するには理解が必要です。
それが出来ない限りは理解したとは言えません。
知識を得ても深く考え、理解しないと自分の言葉でレポートに書く事は不可能に近いです。
得た知識を活用するには単に知っているという事だけでは無く、深い所まで解って他人に説明出来るかどうかです。
次に病気の場合。
例えば、~病はこういうものである。
これは知ると言うことでしょう。
その病気にかかった患者の症状や気持ちを解ろうと努力する。
それは理解に繋がります。
仕事の場合。
先輩から教えられたことは漠然とわかる。
これは知っただけです。
でも実践出来ない。
これは理解していないからですよね。
仕事を出来るように成る為には理解していないといけません。
私は、理解をこのように考えています。
知るについて
では、知るとは何でしょうか?
考えて見ましょう。
知るとは、例えばある文豪の作品の名前だけは聞いたことがある。
だけどその作品を読んだことは無い。
それはただ知識として知っているだけです。
ですので知るとは、聞いたことがある、知っている。
でも深くは知らない。
考えた事が無い。
これは理解したとは言えず、知っているだけです。
情報として頭に入っている。
それは知るです。
まとめ
理解、知るについて考えて来ました。
簡単に知識として知っているだけでは無く、その本質を掘り下げて考える。
それが理解と知るの違いではないでしょうか?
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