水族館に行くとマンタが優雅に泳いでいる所を見た事がありますよね。
以前、テレビ番組でマンタサイクロンと言うのが流れてからマンタを見たいと思う人が居るのでは無いですか?
あれだけの数のマンタを生で見たら圧巻で感動してしまいますよね。
でもマンタはどこにでも居るのか?
良く漁師さんが取ってくるエイとはまた別な物なのか?
どんな違いがあるのか調べてみました。
マンタとエイの生態
マンタとエイは似た様な見た目だけど何が違うのか?どんな生活をしているのか?
そこから紹介します。
マンタとエイの生息地や特徴
マンタはトビエイ目トビエイ科の世界最大のエイでマンタと呼ばれる事が多いです。
体の横幅が8mに体重も3tを超える大きな個体も居ると言われてます。
食性はプランクトンなど食べ熱帯の海の表層を泳いでいます。
世界中の熱帯・亜熱帯海域の特にサンゴ礁周辺で良く見られ日本では石垣島の周辺海域で見られます。
体の形は他のイトマキエイ類と同じ扁平な菱形で細長い尾を持ち背中が黒く腹は白い。
マンタの生態については実はまだ良く知られてはいません。
エイの生息地は北海道の沿岸〜九州南岸の日本海、東シナ海、太平洋、瀬戸内海など日本海ではどこでも見られます。
卵胎生で5月〜8月にかけて夜に産み、その時期は海へ行くと沿岸でも子供のエイを見る事が出来ます。
浅い砂地や干潟などの砂の下にもぐり隠れています。
食性は砂地などに居る甲殻類や環形動物(ゴカイやミミズ、ユムシなど)を食べますが、平べったい体で伏せてしまってからゆっくりと食べ始めます。
エイヒレや煮付けなどで良く食べられていますが、都会では徐々に食べる機会が減ってきています。
昔は関東でも食べられており今でも関東で水揚げはあるものの食べる人は少ないのが現状です。
基本的な違いは?
マンタとエイの違いは底生性か回遊性の生活か?
マンタは表層を泳ぎますが、エイは砂に潜ったりと主な生活場所を底で過ごします。
また見た目の違いは口にあります。
マンタの口は前向きについておりエイの口は下の方についています。
なので餌を食べる方法はマンタは口を開けてプランクトンなどを食べますがエイは体で伏せて下にある口でゆっくりと捕食します。
まとめ
・マンタとエイの違いは口のある位置。
・底生性か回遊性か?
で見分けがつきます。
泳ぐ姿もマンタは羽ばたく様な泳ぎ方をするので胸ビレが横に大きく広がっています。
まだマンタの生態がはっきりと分かっていませんが同じエイの仲間でも見分けはつきます。
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