『マントヒヒとマンドリルは特にどんな違いがありますか?』
こんな質問をもらって困った事はありませんか?
マントヒヒやマンドリルがクイズの問題として出され多くの人が興味を持ち話題になりました。
そんな問題が出なかったらマンドリルの存在を全く知らなかった人も居ると思います。
見ためは違いますが多くの人がマントヒヒとマンドリルに関して勘違いをしているようです。
そこでマントヒヒとマンドリルの違いや見分け方を紹介します。
マントヒヒとマンドリルについて
そもそもマントヒヒとマンドリルは全く似てません。
見たら見た目が違う事にすぐ気付きます。
ではマントヒヒとマンドリルはどんな違いがあるのでしょう?
マントヒヒ
マントヒヒはアフリカ北東部、アラビア半島の一部の岩山や草原に生息してます。
体長はオスが70cm前後でメスは50cm前後、体重はオスが20キロ程度でメスは10キロ程度で意外と小柄です。
草原や岩場に生息し昼間はオス1頭に対してメスが複数頭と子供で小規模な群れで生活をします。
夜になると大規模な群れになり集団で崖の上などで休みます。
マントヒヒは一夫多妻制で大人のオスはメスを探し、まだ小さな子供のメスを親元から連れていき増やしていきます。
古代エジプトの時代にはトート、ヘジュウルなど神や神の使者として崇められており聖獣として飼育されミイラも作られていたと言われております。
マンドリル
マンドリルは赤道ギニア、コンゴなどに生息してます。
体長はオスは80cm前後メスは60cm程度、体重はオスが30キロ程度でメスは15キロ程度。
特徴として成獣は赤い鼻・青白い頬・黄色い髭とカラフルです。
このカラフルな色は昼間でも熱帯雨林で仲間を見分けるのに役にたつと言われてます。
またお尻もカラフルな事が特徴です。
熱帯雨林で生息しあまり高い所へは登りません。
マントヒヒ同様に群れを作りますがマンドリルは大規模な群れを作ります。
一般的に攻撃性は無いと言われてますが、野生の生態は実はあまり良く知られてません。
マントヒヒとマンドリルの豆知識
マントヒヒとマンドリルの違いを説明すると、ほぼ必ずと言っていいほど『どっちが強いのか?』と言われる事があると思います。
マンドリルは一般的に攻撃性は無いと言われてますが、マントヒヒと喧嘩になったらどっちが強いのかと言われると体格差でマンドリルが強いと言われてます。
成人の人間がマントヒヒとやりあって互角かそれ以下と言われますが、マンドリルには人間は歯が立たないと言われてます。
まとめ
マントヒヒもマンドリルも同じオナガザル科オナガザル亜科ですが違いはあります。
生息地も違えば見た目も違います。
似ているのは群れを作り人間から見たら羨ましいハーレム状態で生活をする事くらいです。
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