生ハムとハムの違いと言えば、単なる生で出来ているか加工が加わっているかの違いだけだと思っている方も多いと思います。
実際に私もそう思っています。
果たして何が違うのか詳しく調べてみる事にしました。
生ハムは無加工食品 ハムは加工食品
要するに、生ハムは豚肉加工食品で、製造する工程ないで塩づけと乾燥のみ行い燻製はしない生鮮食品を生ハムと言います。
一方、製造する工程ないで塩漬けと乾燥さらに燻製をする生鮮食品をハムと言います。
生ハムとハムの違い
生ハムとは、非加熱食肉製品と呼ばれおり、豚肉を低温でくん煙・乾燥熟成させた加工食品のこと。
食品衛生法で製造基準が定められており、加熱をしない代わりに保存性を高めるために、普通のハムに比べて約3倍の塩を使います。
そのため普通のハムよりも塩辛いのが特徴です。
それに対してハムとは、加熱食肉製品と呼ばれ、豚肉の加工食品である。豚肉を食塩や香辛料などを混ぜたピックル液に漬け込み、熟成、型にに詰めて、くん煙後、湯煮又は蒸煮する。
保存食としてヨーロッパで発達しました。
本来ハムとは豚肉のことを指しますが、日本では豚肉やその他の肉を用いた加工品全般を「ハム」と呼びます。
生ハムは塩漬けが多め
生ハムは家庭料理でも作ることができ、その多くが塩漬けしたのち燻製に入る製法が多いとされており一般家庭でも塩漬けを多めにする人が多いとされております。
なぜかというと燻製すると余分な水分が蒸発してしまうので塩分も奪われてしまい本来の生ハムである塩気が薄れしますからと言われています。
ハムの賞味期限
ハムは生ハムとは違い、保存食品のため賞味期限が長いのが特徴とされています。
たとえ賞味期限が切れていても未開封な状態なら2ヵ月以上は大丈夫とされており非難食品としては重宝されること間違いないでしょう。
まとめ
普段何気なく食べているハムや生ハム、製法は一緒でも最終の工程が違うだけで触感や味覚が全く違う製品に生まれ変わってしまうということを改めて学ぶことが出来ました。
しかもハムは保存食品のため災害時に重宝されるという事もわかり今まで気づかされなかったハムの存在が今後は災害食品として主流していくかもしれませんね。
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