普段から使う同音異義語の中に、《はじめ》というものがあります。
いつも使っている言葉なのに、いざ文字にしようとしたらどっちの漢字を使っていいのか分からなくなってしまった…
そんな経験ありませんか?
その中でも、『はじめまして』は、「初めまして」と「始めまして」、どちらの漢字を使うのでしょうか?
ということで、今回は知っておくと便利な“始め”と“初め”の違いについてまとめました!
始めと初めの意味
まずは、小学国語辞典でそれぞれの意味を調べてみました!
- 始めとは、何かを始めること、物事の起こり、という意味があります。
- 初めとは、ある時間や期間の始まり、という意味があります。
始めと初めの違いや使い分け
残念ながら辞書で調べただけではいまいち違いがよく分かりませんでした!
ということで、ここからはもう少し深く掘り下げていきたいと思います。
日本の辞書で分からない場合はまず英語に直してみましょう!
始めはStart、初めはFirstと表されます。
スタートと言えば開始、ファーストと言えば最初、ですよね!
例えば毎日仕事をはじめる場合は開始、スタートなので『仕事を始める』という風に使います。
では、冒頭でお話しした《はじめまして》はいったいどちらの漢字を使うのでしょうか?
はじめまして、という言葉は最初にあった時にいう言葉ですよね。
始めまして、と書く人があまりにも多いのですが、本来は『初めまして』と書きます。
わからなくなってしまったらひらがなで書いても問題ないでしょう!
『陸上をはじめてから、はじめてこんなに良いタイムが出た』
なかなか同じ言葉を重ねて書くことはありませんが、たとえばこんな言い回しがあったとします。
これは、陸上を『開始』してからこんなに良いタイムが出たのはこれが『最初』ということで、『陸上を始めてから、初めてこんなに良いタイムが出た』と書き表されます。
まとめ
今回は“始め”と“初め”の違いについてまとめました!
始めとはスタート(開始)、初めはファースト(最初)という違いがあることが分かりました!
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