日本人でも耳にしたことがあるデッサンやスケッチ、中学生や高校生の美術の時間にやった人も多くいると思います。
しかし今、デッサンとスケッチの違いを聞かれたらあなたはなんて答えますか?
実はデッサンとスケッチの違いって意外と知られておらず、答えられる人も少ないんですよね。
ということで、今回は“デッサン”と“スケッチ”はどのような違いや特徴があるのかについてまとめました!
デッサンとスケッチの特徴
まずは辞書でデッサンとスケッチの意味を調べてみました!
デッサンは、鉛筆や木炭で書いた下書きの絵のことをいいます。
デッサンという言葉はフランス語で、日本語では素描や精密描写と言います。
スケッチは写生、または写生した絵のことをいいます。
景色やありさまを絵、文章、局などで簡単に表すことです。
スケッチという言葉は英語で、ラフ描写、とも言われています。
デッサンとスケッチの違いや使い分け
デッサンもスケッチもどちらも絵を書くことであることが分かりました。
まず、デッサンは『鉛筆や木炭』と書くものが決められていることに対し、スケッチは何で書いてもいいのです。
素描というのは一見「簡単に書くこと」と思われがちですが、素描の“素”という字には物事を作り上げるもと、本質的なもの、物や動作などに余計な飾りつけがないもののことをいいます。
要するに、正確に書くことですね!
スケッチは見た感じなど、感性で書いてよいものとされています。
デッサンは正確に書くため時間がかかることに対し、スケッチは大まかに書くことが許されているため短時間で書くことができます。
たとえば花の絵をデッサン、スケッチをする場合、デッサンは花びらの形などを細部まで影などを付けよりリアリティーを出しますが、スケッチの場合簡単に書くこと出来ます。
そのため、幼稚園児でも書くことができるのです。
さらに、デッサンは着色はしませんが、スケッチは着色したものも含めてスケッチと言います。
まとめ
今回は“デッサン”と“スケッチ”の違いについてまとめました!
デッサンは書くものが決められていて色は付けず、正確に、よりリアリティを出して書くことをいいます。
スケッチは何でも書いてもよく、簡単に書いたり色を付けることが可能、という違いがあることが分かりました!
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