あなたは活かす、と生かす、の違いをはっきり答えることが出来ますか?

頭の中ではなんとなくわかっているつもりでも、いざ説明しようと思うとどう説明したらいいのか分からなくなることがありますよね。

そこで今回は、“活かす”と“生かす”の違いをわかりやすくまとめました。

活かす 生かす 違い

活かすの意味

“活かす”という漢字は、主に能力や時間を表すときに使います。

今まで自分がしてきたことや、時間を有効に使う時などに“活かす”が使われるのです。

たとえば、『朝の空き時間をフルに活かす』、『今までの経験を活かし活躍する』などと使うことがあります。

生かすの意味

“生かす”という漢字は、主に生命にかかわることを表します。

生命を持たせる、長生きさせる時などに使うことが多いものです。

たとえば、『花を生かす』や、『釣ってきた魚を生かしておく』などと使われます。

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違いとは?

“活かす”と“生かす”の違いは、常用漢字に載っているかどうかが関係してきます。

常用漢字には実は“活かす”は載っていないんです。

その代わりに、“いかす”や“活用する”と表されています。

そのため、公務員や新聞記者などは《内閣告示》というものによって“活かす”を使用することは出来ないんです。

一般の国民が使う分には特に制限などはありません。

新聞社などに履歴書を提出する場合には“活かす”を使わないなど、その時の状況に合わせて使い分けることが良いでしょう。

ただし、面接採用担当者によっては“活かす”と書かれてあるものの方がやる気を感じられるという人もいます。

よーく考えて、自分の考えにしっくりくる方を使うのも良いでしょう。

まとめ

今回は、“活かす”と“生かす”の違いについてまとめました。

活かすという漢字は主に能力や時間などに使われますが、常用漢字には載っていません。

生かすという漢字は主に生命やそのほか全般に使われます。

なかなか使い分けの難しいものではありますが、分からなくなってしまった場合は『生かす』と書けば間違えることはありません。

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