どちらの言葉もある一定の期間が終了する時に使う言葉です。

意味の違いを説明しようと思ってもはっきりした違いは上手く言えない人も多いのではないでしょうか。

言葉そのものの意味と、使う場面などを例に挙げながら書いていこうと思います。

満了 満期 違い

満了とは

はじめに期限を定めていて、その期限が来ることで期間が終わることを意味します。

使う場面としては、期間を定めて契約を交わす契約社員や派遣社員と言った雇用形態であったり、車検などには満了という言葉を使うようです。

満了日というのがあり、その日までが期限になります。

満期とは

期限に到達する、一定の期日になるという意味の言葉です。

手形金額が支払われるべき日として、手形上に記載された日という意味もあります。

支払期日と呼ばれることもあります。

満期は保険に関することでよく目にすると思います。

保険には掛け捨てや一生続くものもありますが、期間を経過するとお金が戻ってくるものも多くあります。

似たものでは定期預金があります。

定められた期間預金を続けていくことで金利が上乗せされて、満期になった時は預けた以上のお金になります。

また、自動車保険の場合は契約時に定められた保険期間の末日を意味することもあるようです。

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保険においての満了

保険の中には年満了と歳満了というものがあります。

これは保険のかけかたの違いです。

年満了とは、10年・20年・・・など年数を期間として契約して、満期になっても更新が可能な契約方法です。

これに対して歳満了とは、50歳まで・60歳までといったように年齢が満了日となるような契約方法です。

こちらは更新をすることができません。

ちなみに家族のことなどを考えると年満了を選ぶ方が良いでしょう。

まとめ

満了も満期もある一定の期間が来ることを意味します。

満了は定められた期間の終わりが来ることを意味し、満期は一定の期間・期日に到達するという意味です。

派遣や契約といった雇用形態の場合や車検など、短い期間には満了が使われることが多いようです。

それに対して保険や定期預金などの長期間になるもの、また期日になるとお金が動くようなものには満期が使われています。

期間の長さや契約内容の違いで満了と満期を使い分けることもできるのかもしれません。

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