『あつい』と口で言うのは簡単ですが、文字にしてみるとどの字だったっけ?と悩むことも少なくないのではないでしょうか?
携帯電話で文字を打っていた場合は特に変換候補がたくさん出てきて、しかもパソコンとは違って意味が出てくるわけではないので混乱する人もいるかと思います。
特に暑いと熱いでは間違った使い方をしている人を良く見かけます。
そこで今回は、間違った使い方をして恥をかいてしまわないよう、“暑い”と“熱い”の違いについてまとめました。
暑いと熱いの特徴
辞書を引くと、暑いというのは、気温など体全体で感じる温度が適温より高いと感じる、と記載されています。
寒いの対義語が暑いであったり、“暑中見舞い”や“残暑”など、夏に使われることが多くなっています。
熱いとは
熱いを辞書で引くと、物質の温度が自分の体温よりも高いと感じることや、体や体の一部が普段よりも高い熱を持っていると感じること、さらには情熱や感情の高まりを表す言葉としても使われている漢字だという事が分かりました。
違いと使い分け
暑いと熱いは、気温によって使うのか、物質の温度や感情を表すのに使うのか、という違いがありますね。
たとえばお風呂に入った時、『お湯が熱かったのですぐに暑くなってしまった』というような使い分けをすることが出来ます。
さらに、太陽の光が強かった時、『太陽の光があたって暑くなってきたから一枚脱ごうかな』、『太陽が髪の毛などの体の一部や物にあたっていて、そこだけ熱を持っていて熱い』というふうに使うことが出来ます。
もし分からなくなってしまった場合は、汗をかくものなのか、一部だけを表しているのかを分けて考えると分かりやすくなるでしょう。
暑い→汗をかく、気温の変化。熱い→自分自身の体温や、一部だけのこと。と覚えて使い分けてみましょう!
ちなみに、ラブラブなカップルにも使うことが出来ます。
- みていて暑苦しい、
- よっ!お熱いですね!おふたりさん!
この場合の《熱い》は、情熱や感情の高ぶりを表していると言えますね。
まとめ
今回は暑いと熱いの違いをまとめました。
暑いは気温など全身で感じる温度がいつもよりも高いことを表しています。
熱いは物質の温度がいつもより高いと感じることを表しています。
しっかり理解して使い分けることによって周りの評価も高まるでしょう。
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