「確実」と「確定」という言葉を聞くと、誰もが選挙を思い浮かべるかも知れませんね。

選挙結果が、投票締め切り後、即時でるのも不思議ですが・・・

それは置いておいて、「当選確実」と「当選確定」は、一見同じ「決まった」という意味の様に思いがちです。

「確実」と「確定」には、意味に違いがあるのでしょうか。

「明日は、確実に晴れる」と「明日の晴れは確定した」、この2つの文章は、結局「明日は晴れる」という意味ですよね。

「確実」と「確定」の違いは何でしょう。

調べてみましょう。

確実 確定 違い

「確実」について

「確実」の意味

  • 確かに正しく、間違っていないこと
  • 途中で変わったりしないこと

※「確実=主観的」な意味

「確実」の考え方

「確実」には、100%に限りなく近い意味はありますが、「100%正しい」や「100%間違いない」などの確かな意味はありません。

「確実」は「主観的」なので、先ほどの「明日は、確実に晴れる」では、天気予報などの情報に基づくもので、ひっくり返ることがあります。

また、「120%(確実以上)出馬しない」と言っていた人が、立候補することがありますね。

※英語では、「絶対、完璧=absolute、perfection」という意味の言葉が存在する(国や地域など、文化の違いで善悪や有無など、どちらかに100%(全く)決める思想があるため)

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「確定」について

「確定」の意味

  • あることやあるものが、はっきり決まること

※ほかにも、「IT用語」、「競馬用語」、「競艇用語」、「パチンコ・パチスロ用語」などがある

「確定」の考え方

「確定」には、「約束を守る」という意味があります。

そして、何か(事案)を「定める(決める)」という意味もあります。

先ほどの「明日の晴れは確定した」では、「明日は絶対に晴」という心構えになり、安心しますね。

※「確定=約束」ですが、実際には、「刑が確定した人の再審」などのように、覆る場合もある

まとめ

「確実」と「確定」の違いを調べた結果、「確実」は、誰かが「確かに正しい」と判断したり、自分が「確かに正しい」と思うことでも、現実は、覆る可能性があり、「確定」は、「約束を守る」という意味がありながら、実は、覆ることがあるというところから、どうも「確実」と「確定」は、「同義語:同じ意味」に捉えても良さそうでした。

ただ、どちらも残念ながら、「絶対」ではないということを覚えておいた方が良いでしょう。

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