「人」と「人間」を使い分ける時ってどういう時に使い分けますか?
パッと言われてもどういう時だったっけ?となる方も多いと思います。
私もそうです。
そういえば、どういう時に区別していたっけなぁ?ってなってしまいます。
そんな二つの言葉…。
意味は似ているのか。
それとも全く違うのか…。
人と人間は同じ??
違うの?
それとも一緒??
と思われるかもしれませんが、「人」も「人間」も同じ意味を持ちます。
語源が違うということだけで、意味は同じなので安心してください。
人は日本で生まれた言葉
霊長類ヒト科の総称で昔ですが、神戸の王子動物園に「ヒト」と書かれた檻があり、子どもが自由に入れ写真を撮るところがありました。
今は無くなってしまったのですが…。
ヒト科はありますが人間科というのは生物学上ではありません。
ヒトは日本で使われる固有語です。
法的な意味や他人のことを意味する時にも使われることがあります。
人間は外来語
人間はもともと中国から伝わってきた外来語です。
主に社会的存在をあらわすときに使われていることが多いです。
人は個人の表現、人間は他生物との区別
人は個人の表現の方法だという考えもあります。
確かに、人と話していて「あの人は○○でいい人よね」などと言いますよね?
「あの人間は○○で優しい人」などとはなかなか言いません。
反対に日常の会話で「人間」という言葉を使っている方がめずらしいかもしれませんね。
人間は他の生物との区別という考えもあります。
犬や猫などと判別する時には「人間」という言葉を使う方が多いと思います。
私も実際に、動物の学校に行っていましたが、授業の中ではほとんどの先生が人間という言葉を使っていました。勉強や専門の会話になると人よりも人間の方が分かりやすいのかもしれませんね。
まとめ
意味は「人」も「人間」も同じです。
人は日本語、人間はもともと中国語だということが唯一の違いです。
人は日本で生まれた言葉なので、日本の生物学でも人が使われていますね。
人間という言葉は、今は社会的な存在をあらわすときに用いられることが多いです。
もともと人間という言葉は、中国語でしたが今では漢語も日本語の一部として使われることが多いですよね?
人は日常会話でも自然に使える言葉で人間は少し専門的な時に使う言葉だと思っていいと思いますよ!
解釈の仕方にもいろいろありますが私なりに考えた使い訳です。
良かったら参考にしてください。
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