同じ柑橘類である、みかん、オレンジ、ポンカン、いよかん。
これらの違いについて調べて見ました。
みかん
有田みかんなどの温州みかん。
中国温州府原産のものが鹿児島長嶋で突然変異したとされています。
皮が薄くて剥きやすい、剥きやすい大きさも魅力で甘く酸味も程よくあります。
価格も他のものより安価で贈り物シーズンにはよく箱で購入されるようですね。
オレンジ
原産地はインドのアッサム地方ですが、日本に流通しているのはカルフォルニア産のネーブルオレンジが多く、栽培もされています。
最近見かける清家もオレンジの仲間です。
そのまま薄切りにして食べるのが美味しいでしょう。
ポンカン
インドのスンタラ地方が原産地とされています。
日本での産地は鹿児島県、愛媛県、高知県、宮崎県など。
果肉は扁平で大き目、上部がややくびれ気味。
果実が扁平で小さめで種が少ない低しょう系、果実が腰高で大き目の高しょう系があります。
高しょう系の果実の方が早く収穫されます。
夏ミカンなどに比べて甘く皮も剥きやすいのが特徴です。
いよかん
柑橘類、タンゴールの仲間とされています。
温州ミカンに次ぐ生産量を誇っていて、生産地は愛媛が主となっています。
このいよかんは、何かと掛け合わせて産まれた品種ではないようで、明治19年山口県中村正路氏の園で偶然実生だと言う事です。
明治25年には穴戸蜜柑として紹介されました。
実は大きく皮も剥きにくそうですが、わりと柔らかく剥けるようです。
いよかんということで愛媛が原産だと思ってしまうのですが違うようですね。
まとめ
みかん、柑橘類には色んな種類があります。
ここで調べてみたものは、身近で手に入るものばかりです。
それぞれ個性があり形も違いますがいずれも比較的甘く皮の剥きやすいものです。
温州ミカンが一番手頃で買いやすいですが、他の果実も味わってみたいものですね。
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