どちらも焼酎であることに変わりませんが、原料が違うことは誰でもすぐに分かります。
芋と麦の間に、いったいどんな相違点があるのでしょうか。
これら2つの焼酎の特徴について、少しずつ調べていきたいと思います。
「芋焼酎」と「麦焼酎」の特徴は?
ビールよりも健康的なアルコール飲料として、近年、注目を集めるようになってきました。
焼酎にもいろんな種類がありますが、芋と麦にはいったいどんな違いがあるのでしょうか。
「芋焼酎」とは何?
黄金千貫(コガネセンガン)という白いサツマイモが主な原料として使われることが多いです。
独特の香りは好き嫌いの分かれるところですが、とにかく素材の香りがそのまま焼酎に生きています。
その独特の香りは、常圧蒸留という製造方法によってもたらされるものです。
しかし、最近では焼いたサツマイモのような芳香が漂う製品も開発されています。
水割り、お湯割り、どれくらいの配分で割っても風味の均衡が壊れないのも大きな特徴です。
クセが強いお酒なので、酒の肴には味の濃い料理がピッタリと合います。
「麦焼酎」の特徴は?
主に原料として使われているのは、二条大麦という品種です。
スッキリとした飲み心地のものが多く、焼酎が苦手な方にも楽しんでいただけます。
飲んだ時に鼻に抜ける香ばしさは、麦でしか味わうことはできません。
あまりクセがないので、ジュースや炭酸などで割って飲んでみるのもいいかもしれません。
製造過程の変化によって、麦特有の芳香を保ちながらもキレのある焼酎が人気を呼んでいます。
減圧蒸留という方法が誕生したことによって、さらに飲みやすい焼酎も誕生しています。
しかしながら、原点回帰で常圧蒸留の麦焼酎も密かに注目を集めているようです。
まとめ
芋焼酎は、白いサツマイモを主に原料とし、クセのある香りが特徴的なお酒です。
麦焼酎は、二条大麦を材料に作られており、すっきりとした飲みやすさが特徴のお酒です。
芋焼酎よりも麦焼酎が飲みやすいですが、芋焼酎の中にも飲みやすいものが増えてきつつあります。
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