市販されている身近なもので例えるとウェットティッシュで「ノンアルコール」と書かれていたり、「消毒用アルコール」、または「消毒用エタノール」と書かれていたりする商品がありますよね。

よくエタノールとアルコールは同じだと聞きます。

しかし、厳密に言えば少々違います。

エタノール アルコール 違い

エタノールは異名を持つアルコールの一種でお酒

メチルアルコール、イソプロピルアルコール、そしてエチルアルコールなどの物質を総じてアルコールと呼びます。

ミクロの世界で言うと、中心となっている炭素原子の数によって種類が異なってきます。

おや?エタノールは?と思いますよね。

エタノールの異名

エチルアルコールがエタノールなのです。

つまり、別名です。

またの名をエチルハイドレート、酒精とも言います。

「アルコールさんとこのエタノール君ったらエチルアルコールという通り名を持っていて、一部ではエチルハイドレートって呼ばれているみたいなのよ」

「あらやだ、こっちでは酒精(しゅせい)って聞いたわよ」

ということです。

そうです。

世界に広く知れ渡っているお酒の「アルコール」が「エタノール」なのです。

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エタノールはアルコール

化学の世界で初めてエタノールがアルコールだと認められたことから、一般で「アルコール」と言えば「エタノール」のことを指すようになりました。

映画か何かで消毒薬代わりに強めのお酒を使うのも、このためです。

酔っぱらってしまう以外に、人体には悪影響のない物質なのです。

お酒に似せてはいるけれどもアルコールの入っていない飲料を「ノンアルコール」と言いますよね。

化粧品やウェットティッシュで表記されている「ノンアルコール」や「アルコールフリー」も同じことなのです。

と言っても、市販されている消毒用エタノールは飲めるのかと聞かれれば、いいえと即答しましょう。

こちらには飲み込んでしまったら内臓などを傷付けてしまう刺激物のような添加剤が含まれているので安全ではないのです。

用法をきちんと守りましょう。

ちなみに、先程上げた化粧品とウェットティッシュですが、「ノンアルコール」と書かれていても、体質によっては安心できません。

フェノキシエタノールという成分に注意して下さい。

名前から察せられるように、アルコールの仲間ではあるのですが性質としては全くの別物なので、アルコールとは違った扱いを受けています。

体質や肌の状態によってはヒリヒリとした痛みなどを発生させる刺激物となってしまいます。

まとめ

確かにアルコールとエタノールは同じものと言えます。

しかし、細かい所をつつけば、アルコールは必ずしもエタノールだけを指すとは限らなくなってきます。

あくまでも「アルコールさんとこのエタノール君」の扱いで、他にも兄弟のような仲間がいるのです。

そのため、場合によっては「アルコールはエタノール」、または「アルコールがエタノール」という言い方は間違いになってしまうので注意しましょう。

一言付け加えるなら「アルコールの一種は(が)エタノール」ですね。

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