神社とお寺は、日本人にとって昔から馴染みの深いものです。
しかし皆さんは、神社とお寺の違いをご存知でしょうか?
今回は、神社とお寺の違いについて紹介いたします。
神社とお寺はどう違う?
神社とお寺は別の物であることは皆さんご存知だと思いますが、何が違うのでしょうか?
それぞれの特徴について紹介します。
お寺とは
お寺とは、仏教における祭祀施設で、寺院または仏閣とも呼ばれています。
中国やインドといった、外国から伝わった仏教です。
簡単に言うと、宗教的儀式を行うための施設のことです。
日本以外にも、タイやラオス、カンボジアなどのアジア各国にもお寺があります。
お寺は日本古来の木造建築であることが多いのですが、現代では、建築基準法や消防法により、大規模なお寺は鉄筋コンクリートにしなければならないため、鉄筋コンクリートのお寺も増えてきています。
デザインも多様化しています。
神社とは
神社とは、日本の神様が祀られている場所のことです。
伊勢神宮や明治神宮といった「神宮」の名前のついた建物は、特に格式の高い神社です。
神社にある鳥居にはどのような意味があるのか知っていますか?
神社には、神が降りてくる神域があるそうで、神様とこの世の人間たちの間を隔てるために鳥居があるそうです。
鳥居の真ん中は神様の通り道なので、くぐるときは、まず一礼し、端を通ることがマナーとされています。
神社は昔から、神様の気配のする場所に建てられていることから、近年、パワースポットとしても有名です。
八百万の神という言葉のように、神社によって、健康祈願、交通安全、安産祈願、恋愛の神様など、多種多様な御利益があります。
お寺と神社の違い
お寺と神社の違いは、お寺は外国を起源とし、神社は日本を起源とするため、神社はお寺よりも歴史が長く日本のみの宗教とされている点です。
また、神社では御神体を拝み見ることは出来ませんが、お寺では御本尊を拝み見ることができます。
仏教の教えを説く場所がお寺で、神道の教えの元、日本の神様を祀る場所が神社です。
まとめ
いかがでしたか?
神社もお寺も、いずれも昔から日本人にとって神聖なる大切な場所であることが分かりました。
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