日本には、○○公園、○○緑地、○○広場と様々な名前の場所がたくさんあります。
これらの違いはパッと見ではわかりませんよね。
では、何を基準に名称をかえているのでしょうか。
今回は、公園と緑地と広場の違いについてまとめてみようと思います。
公園と緑地と広場の違いは設備にあった
公園といえば子供の遊ぶ場所、緑地といえばその名の通り緑の多い場所、広場は大人も子供もいる待ち合わせに使えそうな場所。
簡単に表すとこんなイメージかなと思いますが、名称の違いには設備が関係していることがわかりました。
公園の定義とは
公園とは、市町村など運営している場合が多く、市井の人々が集って遊んだり、憩いの場になっている公共の場所のことを指します。
また、噴水や指定された遊具(滑り台、ブランコ、ジャングルジム等)が設置され、子供が遊び場としても利用します。また、国立公園など自然保護などを目的とした地域のことも指しています。
次に緑地の定義とは
緑地とは、遊具など人が使用する道具や遊具はなく、草木が生い茂っている土地のことで、その土地を自然な空き地のままにしておくことを目的とした地域を指します。
草木がなく農地のように土や水だけの更地でも緑地と呼ぶことが多いそうです。
そして広場の定義とは
広場とは、建物や木、公園のような遊具はなく、噴水やベンチなど人が話し合いやコミュニケーションをとることができる設備があり、広く開けた公共の場所を指しています。
古代ギリシャでは、集会に使われていた場所を広場と呼んでいたともいわれています。
まとめ
公園と緑地と広場。
一見同じような土地を指しているようにみえますが、しっかりとした基準があり、その基準に則って区別されているんですね!
今後、道を歩いているときにそのような場所を見つけたら、まずは設備に注目してみましょう。
そして、名前を見る前に公園か緑地か広場かを見分けられるようになっていたら、もうばっちり定義を理解できたということですね!
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