昭和時代の街風景の中には必ずといって良いほど銭湯がありました。
しかし時代をあらわす風物詩といえた銭湯も時の流れと共にその数を減らしていきます。
その流れとは反対に、近年増加しているのがスーパー銭湯です。
お洒落な外観や大きな駐車スペースなど、従来のイメージとは大きな違いがあります。
ここでは、従来の銭湯とスーパー銭湯の違いについて見ていきましょう。
銭湯にスーパーがつくと何が違うのか
かつての数より激減したとはいえ、現在もお馴染みさんに愛される場所として頑張っている従来の銭湯はあります。
一方、いろいろなメディアに取り上げられ話題となっているスーパー銭湯。
このスーパーの有る無しの差は何か、決まり事や設備など紹介していきます。
明確な違いは法律
法律と聞くと堅苦しく感じますが、「公衆浴場法」による二つの銭湯が区分けを分かりやすく説明します。
銭湯は、「普通公衆浴場」に分けられ社会的役割が強く、入浴料は各都道府県によりそれぞれ決まります。
出店の距離規制はありますが、水道料金の優遇措置や一部税金の減免措置などがあります。
スーパー銭湯は、「その他の公衆浴場」となり、機能的役割が強い施設です。
入浴料の規定は無く、従来の銭湯より高い価格設定が一般的です。
出店の距離規制はありませんが、優遇や減免などの措置はありません。
健康ランドやサウナ風呂などもここに含まれます。
設備がスーパー!!
従来の銭湯も店舗内設備に力を入れていますが、先の「公衆浴場法」により広い駐車スペースを確保できません。
スーパー銭湯は、規定や規制が少ないために広い駐車スペースをはじめ、サウナや露天風呂、ジャグジー多様な店舗設備があります。
くわえて食事や休憩室なども完備されており、スーパー銭湯は一種の娯楽施設と言っても良いでしょう。
まとめ
ここまで、従来の銭湯とスーパー銭湯の違いについて見てきました。
料金面では多少高額にはなりますが、スーパー銭湯は駐車スペースや店内設備など娯楽の面で多くの時間を過ごすには便利が良いでしょう。
従来の銭湯は、数は少ないながらも毎日の生活により密接している存在です。
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