皆さんは、ジャケットとブレザーに対してどのような印象がありますか?
スーツのようにフォーマルな物から、おしゃれに着こなせるカジュアルなもののイメージもありますね。
今回は、ジャケットとブレザーの違いについて紹介いたします。
ジャケットとブレザーの違いとは
ジャケット、ブレザー、それぞれに特徴や定義があります。
その歴史などについても紹介いたします。
ジャケットについて
ジャケットとは、袖のついた前開きの上着のことであり、上着の種類のカテゴリーです。
ダウンジャケットやフライトジャケット、ライダースジャケットやフリースジャケットなど、様々な種類のものが含まれます。
中世ヨーロッパの、ジャックという名前の男性用上着が起源で、以前は、日本ではジャケツと呼ばれていました。
中世ヨーロッパでは主に農民が着ていたそうです。
現在は、日本ではジャケットという名前に統一されています。
また、コートより丈が短い上着という定義もあるそうです。
ブレザーについて
ブレザーとは、ジャケットの種類の1つです。
金属製のボタンや、エンブレムなどが付いているのが特徴です。
テーラードジャケット全般のことを指す場合もあります。
会社や学校の制服としてよく使われていますね。
生地は耐久性のあるウール、色は黒や紺のものが一般的です。
カジュアルな場で着るブレザーには、黒や紺以外の色の物もあります。
ブレザーはアイビー時代に流行したものだそうで、出自は海軍の制服や、ボート部のユニフォームだったとも言われています。
ちなみに学生服でブレザーが多いのは、戦前の制服で軍服としてセーラー服の制服が多かったため、戦後に、脱軍服という意味でブレザーが普及したという説があるそうです。
しかし各学校にはセーラー服に歴史や伝統があり、変更出来なかった学校はそのままセーラー服が制服として使われています。
ブレザーとジャケットの違いは?
ブレザーとジャケットの違いは、ブレザーはジャケットの種類のうちの1つと覚えておくと良いでしょう。
ちなみに私服としてはブレザーはカジュアルな物なので、フォーマルな場に着ていく服としてはふさわしくないようです。
まとめ
いかがでしたか?
同じと思っていたジャケットとブレザーにも、意外な違いがありましたね。
TPOに合わせて着ていく服を選ぶようにしましょう。
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