人は外部からいろいろな情報を取りいれて判断し行動を行いますが、この情報の取りいれ方で、「感覚タイプ」と「直観タイプ」に分かれます。

どちらが良いということではなく、それぞれの特徴を知ることが自分自身の強みとなり相手とのコミュニケーションも円滑となります。

それでは、二つの違いを見ていきましょう。

感覚 直観 違い

感覚は現実を、直観は心理を求める

感覚タイプは五感を用いて情報を取りいれます。

現実主義者と言え目で見る視覚、耳で聞く聴覚、においを嗅ぐ嗅覚、味わう味覚、触ってみる触覚など感じた事実に基づいて理解を進めます。

一方の直観タイプは、体を使った五感以外の「インスピレーション」や「第六感」で物事の本質をとらえます。

重要視しているのは、現実にとらえたことよりもその奥にある理論や真理です。

感覚タイプの現実主義者に対して理想主義者と表現しても良いでしょう。

現実と心理、それぞれの仕事スタイル

現実主義者の感覚タイプは、それまでにある技術を習得し活用すること応用することに優れています。

しっかりとした基礎を身につけ発展させる芸術家や技術・職人があげられます。

また、マニュアルに従った行動も苦としないため、コツコツと実績を重ねる実務型な仕事にも向いています。

ひらめきやインスピレーションの直観タイプは、マニュアルに沿った仕事をするよりも、自分からアイデアをだし面白いことを創りだそうとします。

耳にした会話から誰も思いつかないイベントや企画を演出したり、ユニークな造形物を創りだしたりします。

五感を超えた理論や理想で展開されるため、スタート段階では理解されない場合もありますが、最終的にはヒット商品を生み出すことが多いのがこのタイプです。

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二つのタイプの対人嗜好

仕事のスタイルに違いがあるように、異性など対人についても好みの判断に違いがみられます。

  • 感覚タイプ:五感によって得られた情報が判断基準です。好みの髪型や声質、洋服のセンスなどが挙げられます。
  • 直観タイプ:五感による情報を重要視していません。「何となく落ち着く」や「ぶっきらぼうだけど本質はいい人」など第六感、心の声で判断を行います。

まとめ

感覚と直観ふたつの知覚を見てきましたが、情報の取りいれ方にそれぞれに特徴がありました。

自分はどちらのタイプかを知ることだけでも、社会生活や人間関係においてメリットがあると言えます。

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