お洒落を演出するアイテムに帽子があります。
渋い大人の男性を装ったり、ボーイッシュな効果を演出したりといろいろなシーンで活用できます。
また、お洒落だけではなく個性やキャラクターをアピールするアイテムとして帽子の存在がありますね。
さまざまな演出効果が期待できる帽子の中に、「ハンチング」「ベレー帽」「キャスケット」があります。
ここでは、それぞれの特徴を紹介し違いについて触れていきます。
各帽子の特徴と素材
ハンチングやベレー帽といえばテレビドラマや小説の中の登場人物、実在の著名人などを連想させるほど相手に印象づけるアイテムです。
また、フランス発祥とされるキャスケットも日本で独特な広がりをみせました。
では順番に各帽子について見ていきましょう。
ハンチング
イギリス発祥の鳥打帽とも呼ばれる狩猟用の帽子です。
日本では探偵がかぶっている帽子というイメージが強いようです。
一枚天井で作られた定番の「モナコハンチング」やニット・フェルト製で作られた丸いフォルムの「プロムナードハンチング」があります。
ベレー帽
もともとは民族衣装で、柔らかく平らな形をしたつばのない帽子です。
一般的にはウールフェルトで作られ個性的な印象を与えます。
頂点のポッチが独特なデザインで女性にも人気の高い「バスクベレー」や厚手の生地で作られ軍服系のカラーが多い「ミリタリーベレー」があります。
キャスケット
フランスで主にかぶられていたキャスケットは、もともとハンチングの仲間でした。
日本では独特の広がりをみせ、それぞれ別の帽子とされています。
３枚はぎなどのトップで作られるハンチングと違い、６枚から８枚はぎのトップで作られるキャスケットのデザインはボリューム感のあるシルエットが特徴です。
素材も季節に合わせ、麻やコットン、ニットやウールなどがあります。
まとめ
「ハンチング」「ベレー帽」「キャスケット」、それぞれ帽子の違いについて見てきました。
ファッションまたは個性をアピールするには便利な帽子も、かぶり慣れていないと抵抗があるものです。
ここで見てきた帽子は個性的ではありますが、奇抜なデザインではありません。
初めてかぶる、入門に適した帽子です。
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