よく似た収まると納まるの違いとは?
その違いを学んで見ましょう。
収まると納まるの意味と違いについて
正しい意味を知って正しく使えるようにお伝えします。
収まるについて
収まるとは、どのような状態でしょうか?
あるべき場所にきちんと戻った状態を収まるといいます。
収まるは、例えば書籍などがあるべき書棚にきちんと収まった状態を言います。
他にも安定した状態に戻せた。
報酬を手に入れられた。
自分がいるべき場所に戻ることが出来た。
人間関係の悪化などが元の中に戻った意味で収まったと言う場合があります。
熟語としては、収集・回収・徴収・収録・収穫などがあります。
これらの熟語を見ると自分が手に入れる・片づける・状態を良くするの意味合いが大きいようです。
納まるについて
次に納まるについて考えて見ましょう。
市民税・所得税などの納税や納付などお金を納めることがまず浮かんで来ます。
納まるには渡すべき人に渡すの意味があり、出納に通じるものがあります。
熟語でも、納品・納税・未納・結納など、お金や商品を納める、支払う意味の言葉が並んでいます。
別の意味あいでは、或るものを一定の場所に納める事も指します。
押し入れや納戸に入れて保管する場合にも使うようです。
納骨などもその一例です。
まとめ
収まると納まるの違いについて述べて来ました。
納まるはお金や物を納める意味が強いようです。
その為どうぞ受け取って納めて下さいとの思いが込められます。
それに反し収まるは、物を片づけたり、収入や写真に収まるなど物に対しての意味合いが強いのかなと感じます。
例外として刀を収める、規定内の字数に収める。
このような時は収める、納めるのどちらの漢字を使ってもいいそうです。
おさめるには学業を修める、痛みが治まる。
このように「修」「治」を使うこともありますので、合わせて知っておくと便利ですね。
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