経理・会計・財務よく聞きますが具体的な違いは良く分からない。
その様な人の為に経理・会計・財務のそれぞれの意味を説明しましょう。
経理部として独立している会社もあれば、総務部の中に総務課、経理課として入っている会社もあります。
また、個人の会社などでは一人で経理として、日々の細々とした伝票の仕分けから各勘定科目の記帳、決算書作成までされる人もいるようです。
経理を担う人は決算時期、確定申告の時期は多忙を極め、帰宅できず、会社や会社の近所のホテルに長期滞在する経理マンもいます。
経理・会計・財務の違いとは
経理・会計・財務それぞれについて説明しましょう。
会計とは
それでは馴染み深い会計から説明しましょう。
簡単に言いますと、日々のお金の出入りを記帳し、把握・管理をするのが会計ですので身近な家計簿も会計に含みます。
会計とは単純な日々の買い物や外食での支払うお金の計算だけではなく、大きな会計と言うものの中に、経理や財務が入ると考えていいですね。
経理について
会社における経理とは？
会社のお金の出入り、営業が頑張って稼いで来た売上、やその他の勘定科目ごと記帳し、最終的には決算書を社内外に報告します。
その為には「簿記」の知識が必要になるので企業に就職したい方には必須の資格です。
経理には
- 現金出納業務
- 決算業務（月次・年度決算）
- 税務業務（法人税・法人市民税・法人県民税）
- 債権管理業務・債務管理業務
これらの業務をしています。
給料に関しましては、会社によっては経理で受け持つ場合と人事部で行う場合もあるようです。
財務について
それでは財務について見て行きましょう。
- 財務には借入や資産の運用業務
- ローン・リース・クレジットカード業務
- 経営管理の業務
等があります。
財務部の役割とは経理から上がってきた貸借対照表・損益計算書などの決算書に基づき、財務体質の改善などを検討し実質的な資金ベースをすることです。
まとめ
どの部門も会社経営には欠かせない大切な部門です。
簿記の知識が無いと出来ない難しい部門ですので、決算時期や確定申告時期は眠る暇もないほど忙しくなります。
体力とコミュニケーション能力は簿記の知識と同じ位大切です。
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