違いを見分けるのがむずかしい野菜がいくつかあると思います。
一度わかってしまえば全然違うものなのに見分けがつかないものがあります。
例えばキャベツとレタス、ほうれん草と小松菜、キュウリとズッキーニ、ブロッコリーとカリフラワーなどが揚げられます。
この中で今回はブロッコリーとカリフラワーの違いについて見てみようと思います。
ブロッコリーとカリフラワーの違いについて
ブロッコリーとカリフラワーの決定的な違いはなんと言っても色です。
ブロッコリーは緑色でカリフラワーは白色と見た目で判断が付きます。
ブロッコリーとカリフラワーで悩んだときは色で判断してください。
次に見た目以外の違いについて見ていこうと思います。
どちらもアブラナ科のキャベツの仲間になります。
キャベツの花のつぼみが肥大化したものがブロッコリーになりました。
そして、ブロッコリーが突然変異して花のつぼみが白くなったものがカリフラワーになったといわれています。
ブロッコリーは花の芽がつぼみに成長して集まったものでつぼみのまま収穫されて販売されています。
そのため収穫後そのまま放っておくと黄色や白色の小さな花が咲きますが、花が咲いてしまうとおいしくありません。
カリフラワーは花の芽が成長していないので花が咲くことはありません。
ブロッコリーとカリフラワーの栄養価の違い
ブロッコリーは緑黄色野菜、カリフラワーは淡色野菜で分類が違いますが、共にビタミンCとカリウムが豊富です。
ビタミンCはブロッコリーの方が豊富に含んでいますが、茹でた際にビタミンCは失われてしまいます。
しかし、カリフラワーは茹でてもビタミンCの成分が壊れにくいので、茹でた状態で比べるとブロッコリーとカリフラワーのビタミンCガン含有量に違いはありません。
そのほかにブロッコリーにはβカロチンと葉酸が含まれていてカリフラワーよりも栄養価の高い野菜と言えるでしょう。
一方カリフラワーにもビタミンCが溶け出しにくいという特徴があるので、どちらも一長一短ありますが美容と健康には良い野菜なのでなるべく栄養を逃さずおいしく食べるといいですね。
味の違いはあるの?
ブロッコリーとカリフラワーはどちらもキャベツの仲間ですが、それぞれ味や食感が異なります。
ブロッコリーはシャキシャキとしていて甘みがある感じで、カリフラワーはパサッとしたようなポロッとした感じで味はキャベツに似ています。
まとめ
見た目で違いが判断できるブロッコリーとカリフラワーですが、見分けが付かない人も多い野菜です。
元々はどちらもキャベツの仲間で親戚同士なので似ていても不思議はありません。
しかし、栄養価や成長の過程が異なっていることと食べたときの食感や味にも違いがあります。
これらは好みがあると思いますが、どちらも美容と健康には良い野菜なので正しく料理しておいしく食べたいものです。
今のあなたにおすすめの記事