特定の食品に合うように作られたソースは今や色々ある上、「○○風」などと書かれたものがあり、種類が豊富です。
そのために、面倒になって一つのソースだけで済ます方は少なくないでしょう。
けれど、たまには冒険してみませんか?
ここではお好み焼きソースと焼きそばソースに焦点を絞っていきます。
それぞれの材料と味の違い
この二つのソースは見た目が似ていても材料と味と、そしてとろみに違いがあります。
それは、かける対象に合わせて作られているからです。
使われている材料からも違いが見えて来ます。
材料の違い
共通して使われているのはトマト、たまねぎ、リンゴ、醸造酢、香辛料、食塩、オイスターソースが基本になります。
メーカーや、かける対象がどちらになるかで加えられるものと分量が違っています。
お好み焼きソースにはデーツという少々見慣れない材料が多く見られます。
デーツというのはナツメヤシという樹木の果実で、主に北アフリカで栽培されています。
とても甘くて干し柿に似た味です。
これがソースの甘味を特徴付けているものの一つと言えます。
メーカーによってはパイナップルや桃を加えることも。
焼きそばソースはデーツの代わりに、ニンジンの文字が目立つ他は大きな違いが見られません。
「その他」と書かれている中に、また共通点と相違点が見られるとは思います。
それらの点はアレルギー表記からも垣間見えます。
両方とも共通して書かれているのはリンゴと大豆です。
焼きそばソースのみに書かれているのがエビになります。
これらの食材の違いと、食塩や香辛料などの分量の違いで味に変化が出るようです。
肝心の味の違いは?
お好み焼きソースは甘味が強く、とろみがあります。
焼きそばソースは酸味やスパイシーさが強く、とろみが控え目です。
とろみの強さは納得できると思います。
お好み焼きの上からソースが流れたり、焼きそばにかたまりができたりすると、そういうのが好きな人以外は困りますもんね。
味の違いは、メーカーではそれがベストな相性と考えられたのでしょう。
まとめ
日々の研究から開発されたそれぞれのソースの違いは材料と味ととろみに見られます。
人の好みは千差万別です。
それぞれの家庭で刷り込まれた好みもあって、口に合うか合わないかがあるでしょう。
しかし、屋台や専門店で出されている味に近付けたい場合には、これらの専門的なソースを使うのが近道なのは間違いではないと思います。
ご家庭に置いていないのであれば、これを機会に試してみてはいかがでしょう?
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