音楽を聴くときに使うものと言えばイヤホン、ヘッドホンどちらも思い浮かぶと思います。
これらはどのような違いがあるのか特徴などについてしらべてみました。
イヤホンとヘッドホンの違いについて
イヤホンとヘッドホンの定義において広義ではイヤホンもヘッドホンの一部ですが、これらの最大の違いは大きさです。
イヤホンは手の中に納まるほど小さく、耳の中に入れて使うタイプのもの、それに比べてヘッドホンは大きく耳を覆うタイプのものをいいます。
そして重さもイヤホンは数g~数十gほどですが、ヘッドホンは100g~300g程度とかなり違います。
そのため、イヤホンのほうが圧倒的に持ち運びには有利です。
コンパクトなケースに入れて持ち運びができ、移動中に音楽聴きたい人に多く選ばれています。
また、遮音性や音漏れ防止においても耳栓のような形をしているカナル型イヤホンがおすすめです。
また、価格もイヤホンのほうが安価なものが多く人気が高いのは数千円程度ですが、ヘッドホンは1万円以上のものが人気とここでも大きな差があります。
音質の違いはあるの?
音の良さにおいていえば、同じ価格で比較するとやはりヘッドホンのほうが質がいいように思えます。
ただ、イヤホンの中にも非常に高額で音質の良いものありヘッドホン以上の音質だったりもします。
超低音や空間的な表現力でいえばヘッドホンのほうが有利ですが、高音域や細かい音の表現という点ではBA型のマルチユニットタイプのイヤホンのほうが有利です。
このように求める音域などによっても好みがわかれると思います。
耳への負担は?
耳の中に入れるのがイヤホンで、耳を覆うのがヘッドホンという違いから見るように、装着方法の違いによって耳への負担も違います。
イヤホンは耳栓のような形をしていて耳穴を塞ぐように差し込み使うので長時間使用すると疲れや痛みを感じやすくなります。
その点ヘッドホンは耳穴に接触することがないので痛みや疲れは感じにくくなっています。
ただ、どちらも長時間大きな音で聴いていると耳を悪くする危険があるので使用時には注意が必要です。
まとめ
イヤホンとヘッドホンはまず大きさに違いがあり、特異な音域などにも違いがあります。
イヤホンとヘッドホンどちらを選べばいいかは、使う状況と聴きたい音域にあっているかどうかが大切だと思います。
本体が小さく軽いという点でイヤホンは携帯にも便利でスポーツをするときなどは特におすすめです。
運動するときには防水やワイヤレスなものだとなおいいでしょう。
逆にヘッドホンはスケール感や距離感、空間性に優れているのでクラシックやインストゥルメンタル、アコースティック楽器などトータルで音楽を楽しみたい人にはおすすめです。
このように、価格や使う状況、聴きたい音楽に合わせて選ぶといいでしょう。
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