香水を意味する言葉であることは、多くの人がすぐに察しがつくと思います。
しかし、あまり耳慣れないパルファムという用語は何がなんだかさっぱり分かりません。
そこで、この2つについて調べてみることにしました。
「パフューム」と「パルファム」の差は?
言語による読み方の違いで、意味している事柄は同じような気もします。
いったい何を表しているのか、その特徴とともに紹介していきたいと思います。
「パフューム」とは?
パフュームとは英語でperfumeと綴ります。
香水は、調香師と呼ばれる専門職によって、さまざまな香りを調合されて作られます。
オシャレの本場、フランスでは調香師に称号まで与えられているそうです。
天然の香料や合成の香料を組み合わせて、複雑な香りをこの世に誕生させています。
組み合わせる数は、多い時で200種類にも及ぶと言われています。
結婚式などの格式の高い場所での使用に適しているのがパフュームです。
濃度によってランク付けがありますが、パフュームは最上位に位置付けられています。
その濃度は、なんと25%以上もあり、半日くらい匂いが持続することで知られています。
「パルファム」とは?
パルファムの原語はフランス語で、「parfum」と綴ります。
英語でパルファムのことを、perfume extractと表現するそうです。
パルファムの下に、3つのランクが存在していることからも、良質な香水の種類を指すことが分かります。
香水の中でも比較的濃度が高く、15%~20%もあることで知られています。
香りを持続させる時間が5時間前後と長いのも特徴の1つです。
そのうえ、芳香がとても強く、劣化することも少ないため、高い価格で売られています。
パルファム以外に「パルファン」や「エクストレ」と呼ばれることもあります。
まとめ
「パフューム」は、香水の濃度が25%以上もあり、持続時間が最も長い種類のことです。
「パルファム」は、上に劣りますが、濃度20%前後と高く、数時間はその香りを漂わせます。
香水の中で、これほど多くのランク付けがあるとは思ってもみませんでした。
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