飴も、キャンディーも冬の乾燥した日に喉を潤してくれる、頼りになる存在ですね。
あまりにも身近な話題で、これまで気に留めることもありませんでした。
しかし、今回はこれら2つの違いについて取り上げていきたいと思います。
「飴」と「キャンディー」の違いは?
多くの種類が売られていますが、飴と表記されているものもあれば、キャンディーと記されているものもあります。
では、この2つの差はいったいどこにあるのか、少しずつ探っていきたいと思います。
「飴」の特徴は?
もち米などのデンプンを麦芽や酸によって甘みのある状態に変化させて作ったお菓子です。
砂糖やその他の糖類を加熱して溶かした後、冷まして固形状にしたキャンディーなども含めてそう呼びます。
固形状のものを固飴(かたあめ)、粘り気の強い液状のものを水飴(みずあめ)と呼んで区別することもあります。
私たちがよく利用する、のど飴などは固飴に分類されており、いろんな種類が売られています。
現在は、あまり目にすることはなくなりましたが、水飴は煮物の隠し味として利用されています。
基本的に飴とキャンディーにおいて、大きな違いはありません。
「キャンディー」の特徴は?
キャンディーは原料の水分を飛ばして、冷まして固めていったお菓子を指します。
その際の温度などの違いによって、ハードキャンディーとソフトキャンディーに大別されます。
ハードキャンディーは、高い温度で煮詰め、原料に調味料を加えたものです。
ですから、色素や香料が加えられたものはハードキャンディーに分類されます。
一例として、黒糖飴や塩飴などを挙げることができます。
ソフトキャンディーは、低い温度で煮詰めていき、原料に練乳やバターなどを練りこんだものを指します。
具体例として、キャラメルなどが挙げられます。
まとめ
「飴」は、穀類を糖化させて作ったお菓子を意味していますが、広くはキャンディーの意味も担っています。
「キャンディー」は、穀類だけにとどまらずいろんな素材を用いて作られています。
これほどの特徴があるとは思ってもみませんでした。
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