どちらの用語もあまりいい意味合いではないことは簡単に想像がつきます。
性格などを分類するような用語だとは分かりますが、いったいどんな違いがあるのでしょうか?
そこで今回は、「ヤンデレ」と「メンヘラ」の相違について紹介していきたいと思います。
ヤンデレとメンヘラの違いとは?
サブカル系の用語として定着しているようですが、あまり耳慣れない言葉です。
それぞれの言葉の成り立ちから用語の示す特徴について説明していきます。
ヤンデレの特徴について
はじめに「ヤンデレ」という呼称について、精神医学的に基づいた定義でも、医療知識に基づいた定義でもありません。
アニメやゲームのキャラクターを類型化するための用語の1つとして用いられています。
「病む」と「でれる」からなる造語で、愛するがゆえに最愛の男性に暴力をふるってしまう歪んだ人格を表しています。
しばしば性嗜好異常や精神的に病んだ状態で表現されることが多く見られます。
江戸川乱歩の小説に登場してきそうな犯人の女性像を想像していただけたら分かりやすいと思います。
最愛の人を傷つけたり、殴ったり、などの行動に走るまでの流れが最終的に感情の爆発として表現されています。
そのキャラが好きな人はそこに惹かれる人が多いようですが、この定義も流動的であることを頭に入れておいてください。
メンヘラの特徴について
言葉の成り立ちから確認したいと思います。
「メンタルヘルス」がいつしかネットで「メンヘル」と略され、それに比較級の「er」がつき誕生しました。
いくつか大きな特徴が見られます。
まず、他人の注目を引こうとする行為を挙げることができます。
具体的には、過去に起こった辛い出来事を話したり、自傷行為などをしたり、など。
次に、感情の起伏が激しいところです。
ですから、自分が悪くても謝らないのに、相手のスケジュールを管理下に置きたいなどの気持ちが強いです。
逆に、好意を持った相手に対して、過剰な愛情を注ぐ傾向が見られます。
最後に、性的に倒錯した部分が見られます。
わざとスカートの丈を短くして、中が見えるような行動をとったり、卑猥な言葉を発したりします。
まとめ
1度聞いただけでは、なかなか覚えられそうにありませんが、それぞれに特徴はありました。
「ヤンデレ」は、好きだから暴力をふるうような女性キャラのパターンのことを指します。
一方、「メンヘラ」は、常識から外れた部分で他人の注意を引き、愛情を感じたい女性の性格を示しています。
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