おでんやフランクフルト、シュウマイや納豆、豚の角煮など、からしの出番は意外に多いものです。
スーパーには、数種類のからしが並んでいますが、その用途については、意外と知られていません。
今挙げた食品にも適したからしがあるはずです。
よく知られているのは、「和からし」と「洋からし」ですが、どちらを使うのが良いのでしょうね。
まず、その違いを知ることから始めるのが良いでしょう。
我が家では、チューブの「からし」を常備し、必要な時は、どんな食材にもこれ一本を使い回しています。
「和からし」と「洋からし」の二種類があることは知っています。
ですが、あまり気にしたことがないのです。
今日は、この「和からし」と「洋からし」について、またその違いについて、調べてみます。
和からし、洋からしの違い
「和からし」について
①「和からし」とは
「オリエンタルマスタード」といい、粒は小さく、色は濃い目の黄色で、非常に強い辛味(アリルからし油の影響)があります。
②「和からし」の原料
古くからオリエンタルマスタードシードというカラシナの種子を原料に、その種子を粉に加工して、日本で作られていたからしです。
③「和からし」に良く合う食材(料理)
・豚の角煮
・納豆
・おでん
・・・など
※和風調味料と混ぜて、和え物や漬物にも使われています。
「洋からし」について
①「洋からし」とは
「イエローマスタード」といい、粒は小さく、色は黄白色で、穏やかな辛味(ベンジルからし油)であります。
②「洋からし」の原料
欧米ではイエローマスタードシードというカラシナの種子を原料に、その種子を粉に加工して作られていたからしが、日本に渡ってきました。
③「洋からし」に良く合う食材(料理)
・ホットドッグ
・サンドイッチ
・フランクフルト
・・・など
※洋風調味料と混ぜて、食材(料理)に付けたり、かけたりして使います。
まとめ
調べて分かったことは、市販のからしには、大きく分けて三種類があるということです。
その三種類は、「和からし」、「洋からし」、「からし」ですが、この3つは、辛さの程度が違いました。
鼻に抜ける刺激を強く求める時には、一番辛い「和からし」を、鼻に抜ける刺激が優しいものを求める時は、「洋からし」を選ぶと良い様です。
また、ただ「からし」と書かれているものは、「和からし」と「洋からし」両方のブレンドですから、どちらにも片寄りがない様なら、使い勝手は良いそうです。
「和からし」と「洋からし」の違いは、原産国も原材料(同じ種類の植物ですが、別の種類)も違い、辛さまで違うことが分かりましたが、そのお陰で、私達は、その食材や好みに応じて使い分けることにより、美味しく食べることができているのだということが分かりました。
これからは、からしにも注意深く目を通す様にしてみたいと思います。
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