あることを経験した方なら、これを見てある試験問題を思い浮かべることと思います。
運転免許を取得する際に、この手の問題を避けて通ることはできません。
遠い日を懐かしみながら、2つの言葉の違いについて紹介していきます。
「車(車両)」と「自動車」の違いは?
どちらも同じような言葉として捉えがちですが、実は大きな違いがあります。
その違いについて、今回は少しずつ説明していきます。
「車(車両)」の特徴は?
ふだん車と聞いて思い浮かべるのは、車道を走る四輪の車の姿だと思います。
実は、車の指す意味範囲は、英語本来のcarが指し示している単語の意味とほぼ同じです。
日本ではcarと聞くと普通自動車を思いがちですが、実は次に示すようにいろんな意味を含んでいます。
人力車、馬車、自転車、バイク、普通自動車、路面電車など多岐にわたります。
ここに挙げたように車が指すのは、車輪があるもので主に移動手段として使えると言うことができます。
車と聞いて、馬車や自転車などを真っ先に思い浮かぶ方は少ないと思いますが、同じカテゴリーに分類されています。
「自動車」の特徴は?
大きな特徴として、モーターなどの力によってタイヤを回して動く乗り物であることを挙げることができます。
次に挙げるものは、自動車と呼ばれるものの一部です。
大型自動車、中型自動車、普通自動車、大型特殊自動車、大型自動二輪車、普通自動二輪車、などです。
上で紹介した「車」が表す範囲よりも狭まり、指し示す意味がより鮮明になってきます。
それは、自動車(automobile)の言葉を1つずつ分解してみるとよく分かります。
自ら動く車、あるいは自動で(auto)走る車(mobile)、と分けて考えることができます。
しかしながら、原動機付自転車はガスの排出量の関係で自動車に分類されてはいません。
まとめ
「自動車」よりも「車」の指し示す範囲が広く、大きな特徴が見られることが分かりました。
「車」は、車輪を備えており、主に移動の目的で使用する乗り物のことです。
「自動車」は、原動機を動力として車輪を回して移動する乗り物のことです。
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