皆さんは、「ツイン」と「ダブル」と聞いて、どんなイメージを持ちますか。
私は、「ツイン」と聞けば、「双子ちゃん」とか「ツインベッド」など、「ダブル」と聞けば、「ダブルプレー」とか「ダブルベッド」です。
あれ・・・ベッドは、「ツインベッド」ともいいますし、「ダブルベッド」ともいいますね。
どこに違いがあるのでしょう。
「ツイン」と「ダブル」について、思い返せばあまり使い分けをしてこなかった様に思います。
みなさんは、どんな時(シチュエーション)に「ツイン」と「ダブル」を使っていますか。
今回は、「ツイン」と「ダブル」の違いについて調べてみたいと思います。
目次
ツインについて
①「ツイン=twin」の意味
ツインは、「働き(機能)は別々でも、同じ形としてペアが成り立つもの」、「2つで1組」などを意味している様です。
②「ツイン」の使われ方
・双子
同じ日時に同じお母さんから生まれ、一人一人が独立しているが見分けが付かないことから、「2人で一組」という意味で「ツイン(ズ)」といわれる様になったということです。
・ホテルのツインルームのベッド
全く同じサイズのベッドが、1つ同じ部屋にあるという意味で使われます。
「シングルベッドが2台ある部屋」ということの様です。
・スズキの「ツイン」という車
2つのドアと2つのシート、2つの動力から名付けられた様です。
「ツインビル」や「ツインタワー」なども同じ、2棟で1つの意味合いとのことです。
ダブルについて
①「ダブル=double」の意味
ダブルは、「全く同じものが2つ」、「2倍」、「二重」、「2組」などを意味しているそうです。
②「ダブル」の使われ方
・二重窓(double window)
同じ窓枠に同じガラスが2重にはまっていることからいわれているそうです。
ホテルのダブルベッド
同じ部屋に1台のベッドを2人で使うところからいわれているそうです。
スポーツとしてのボーリング
ストライクを2回続けて取ることをダブルという様です。
背広やコートの前合わせ
ボタンの並びが縦に1列だけではなく、少し間隔を空けて縦にもう1列並んだ配置のものをいいます。
正面から見ると横に2個(2列)、縦には、上着に適した段数のボタンが並んでいるのが分かります。(ボタンの数は、いつも偶数です)
・ズボンの裾
ズボンの裾を3cm~5cmほど外に向かって折り返したものを「ダブルの裾」と呼びます。
・お酒の場合も、指2本分の嵩(カサ)を「ダブル」と呼んだりします。
まとめ
調べた結果、「ツイン」と「ダブル」は、全く違う意味合いのものでした。
「ツイン」は、いずれバラバラになったり、違う役目を果たしたりなど、「一つ一つが独立している」意味合いがありますが、「ダブル」は、バラバラだったものを1つにまとめたり、同じもの2つが一緒だったりなど、「二つで1組」の意味合いがあると理解ました。
「ツイン」や「ダブル」は、あまり普段使いをしません。
ですが、「こんな場所で・・・」ということもあるかも知れません。
とっさの時に悩まなくてもすむ様に、よく意味を理解して使い分けられる様にしておくのが良いでしょう。
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