日本語って難しいもので、『ほめる』一つとっても漢字が違います。

どちらを使っても間違いではないような気がしますが、実際はどうなのでしょうか?

特に社会人になってから間違った場面で使ってしまうと恥をかきかねません。

ということで、今回は“褒める”と“誉める”の違いについてまとめました!

褒める 誉める 違い

褒めるとは?

“ほめる”は一般的に“褒める”の方を多く使っているんです。

なぜかというと、この漢字は常用漢字音訓表に載っているもので、こっちの“褒める”は目上の人に対して使うと失礼に当たってしまうので気を付けて、使い分けるようにしましょう。

漢字辞書を見てみるとどちらも《人のしたこと、行いを優れていると評価して、そのことを言う。祝う。言祝ぐ(ことほぐ)》とあります。

意味はどちらも同じなんです。

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誉めるとの違い

誉めるは目上の人、目下の人問わず公の場で勝利をほめたたえて祝うことを表します。

他にも、褒めてねぎらったりこれからも努力してほしいという気持ちを表して賞を贈ったりします。

また、誉める”という漢字は実は常用漢字には載っていなく、多数の人が見る場面で使われることはあまりありません。

ニュースや新聞などで使われることってほとんどないんです。

たとえば子供で例えると、夏休みの絵画コンクールや書道コンクールなど何かを競うところで子供が賞を取って親が『偉いね、すごいね!』ということを“褒める”と表します。

夏休み明けの始業式、壇上に上がりみんなの前で賞状を受け取って『すごいね!』となることを“誉める”と表します。

実際のところ、あまり文字にして“ほめる”という言葉を使うことは少ないかもしれませんが、何かあった時のために違いを覚えておくと良いでしょう。

目上の人にはどちらを使うか、さえ覚えておけばとりあえずは安心ですね。

また、自分が使うわけじゃなくても人に聞かれたときにすぐに答えられると、一目置かれますよ!

まとめ

今回は褒めると誉めるの違いについてまとめました。

褒める、は常用漢字に載っているもので、目上の人に対して使うのは失礼にあたります。

誉める、は常用漢字に載っていないもので、上下関係問わず公の場で勝利をほめたたえることを表します。

参考になっていれば幸いです!

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