我々の住む日本には砂丘がたくさんあります。
有名なところでは鳥取県にある鳥取砂丘や静岡県にある南遠大砂丘、そこに隣接した中田島砂丘などあります。
あまり知られては居ませんが青森県にある猿ヶ森砂丘もあります。
日本人には馴染みのある砂丘ですが、似た様な言葉で『砂漠』と言うものもあります。
砂漠?と聞いて思い浮かぶのはゴビ砂漠やサハラ砂漠では無いでしょうか?
どちらも同じ砂の地帯なのに何で呼び方がちがうのか?砂漠と砂丘の違いは何か?と思う人もいます。
そこで砂漠と砂丘の違いについて紹介したいと思います。
砂漠、砂丘は同じ砂でも意味は違うのか?
学生の頃に地理などで砂漠や砂丘を習ったと思います。
でも、何年も前に勉強で少しだけ聞いた事を覚えている人は多くは居ません。
あれ?砂漠って何だったかな?と考える人が多いと思います。では一体、どの様な違いがあるのでしょうか?
砂丘とは?
砂丘とは風などで砂が集まって丘を形成しているのが砂丘です。
風によって運ばれた砂の丘は大きいものから小さいものまで日本の各地にあり有名な所では鳥取砂丘があります。
そんな砂丘は日本だけなのか?
結論から言うと世界各地に砂丘はあります。
アルジェリアの砂丘、モロッコの砂丘、ナミビアの砂丘などが有名です。
日本では鳥取砂丘とすぐに出てきますが、青森県の猿ヶ森砂丘は一般人の立ち入りが禁止され制限されていますが、面積は日本一の砂丘です。
砂漠とは?
雨がほとんど降らず、砂や岩場が多い地域の事を言います。
また砂漠は年間降雨量が250mm以下と言う定義があります。
雨もあまり降らない為、植物や作物が育たないので人間が住むには難しい地区でもあります。
有名なところでは、良く聞くのが世界ではサハラ砂漠やゴビ砂漠などがありますが日本には無いのか?
実は日本にも砂漠と呼ばれるところがあります。
『裏砂漠』と呼ばれ実は東京にあります。
東京と言えば大都会で砂漠とは無縁かと思われますが、正式に言うと東京都の管轄の伊豆大島にあります。
見渡す限り黒い砂で覆われている裏砂漠は、日本では唯一の砂漠になります。
日本では唯一の砂漠として東京から2時間くらいで着く伊豆大島へ足を運ぶ人も居ます。
・砂漠とは、雨がほとんど降らず砂や岩場が多い地域の事。
・砂丘とは、風などにより砂が集まり丘状になった地形の事。
砂漠と砂丘の違いは、砂丘は地形の事で砂漠は土地の事を指します。
まとめ
砂漠も砂丘も同じ砂が集まった様に見えますが、実は自然の影響により出来た丘状の地形の事か雨があまり降らない砂や岩場が多い土地の事かで変わってくるのです。
その違いを覚えておくと、聞かれても自信を持って教えてあげられますね。
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