我々が住む地球をグルグル回る月。
一体、どれだけ地球の周りを回って来たのでしょう?
誰も分からない事ですが、分かる事は月は地球の周りを自転しながら28日に1回のサイクルで公転しています。
そして地球は太陽系に属する惑星で自転しながら太陽の周りを1年に1周のサイクルで公転しています。
この28日に1回の周期で回っている時に満月や新月を迎えます。
でも、何が満月で何が新月なのか?意外と分からないですよね?
今回は満月と新月の違いや見分け方を紹介したいと思います。
満月と新月の違いとは?
満月と新月違いは何ですか?
なんて自分の子供などに聞かれてもすぐに答える事が出来る人は少ないと思います。
また、満月や新月と言う言葉を知っていても具体的に何が満月で何が新月なのかを知らない大人も数多くいます。聞かれてもすぐ答えられる様に覚えておいても損はありませんよね。
それでは、満月と新月の違いを紹介します。
満月とは
一般的に満月とは、月と太陽の黄経差が180度となる事かなった瞬間。
これを望(ぼう)とも言います。
満月の時、月と太陽は地球を挟んで反対側にあります。
これが完全に直線上に乗ると月食が起きます。
日没頃に昇り日の出の頃に沈みます。
日本では夏は南東から昇り低く南の空を横切り、冬は北に寄り南中時の満月は高い位置にあります。
春や秋は真東あたりから昇り真西あたりに沈みます。
新月とは
新月とは、月と太陽視黄経が同じになる事やその時間。
新月は地球から見て月と太陽が同じ方向にあり、月から反射した太陽光がほとんど届かない事と強い太陽光の影響をうけて地球から月が見えにくい。
分かりやすく言うと、地球と太陽の間に月があり一直線に並ぶ事で地上の昼間になっている所は月が真上にあるので見えにくいんです。
この現象や時間を『朔(さく)』とも言います。
根本的な違いは?
満月と新月の根本的な違いは、その位置にあります。
新月と満月の違いは地球から見て太陽の方向に月があるのか?太陽とは逆にあるのか?が根本的な違いです。
地球から見て太陽方向にあれば『新月』、太陽とは逆にあれは『満月』となります。
新月の時は太陽と同じ方向にある為、太陽光で見えにくいと言われているのがこの為です。
また、スーパームーンと呼ばれる物を良く聞きます。
これは月の公転軌道が楕円なので月と地球の距離は変わって来ますが、地球に最も近いた時に満月や新月を迎えるとスーパームーンと呼ばれます。
まとめ
満月と新月の違いは、地球と太陽の間に月があるか逆にあるかで呼び方が変わります。
満月か新月の見分け方は太陽の方向にあるか無いかで見分けます。
知っていると聞かれた時に困る事はありませんね。
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