大人であれば一度はもったことがある《好意》、そして一度は受けたことのあるであろう《厚意》。
あなたは同じ読みだけど漢字が違うこの二つの言葉の違いを説明することは出来ますか?
実はこの言葉、ちょっと間違えるととんでもなく恥をかく可能性があるんです。
ということで、今回は“好意”と“厚意”にはどのような違いがあるのかについてまとめました!
好意と厚意の意味
まずは好意と厚意の違いを辞書で見ていきましょう!
- 好意とは、人に対して持つ良い感じ、親切な気持ち。また、愛情表現の一種、というように記載されています。
- 厚意とは、深い思いやりの心、と記載してありました。
好意と厚意の違いや使い分け
これだけではなんだかよく分かりませんね…
ということでここからは、もう少し掘り下げて見ていきましょう!
好意は、主に相手に愛情がある時に使います。
厚意は、愛情は関係なく相手の思いやりに対して使います。
好意より厚意の方がさらに思いやりの心が深いという意味ですね!
厚意は目上の人に対して使う言葉なので『ご厚意』と表しますが、好意は『ご好意』と表すことはありません。
厚意は相手の思いやりを読み取ったものですが、好意は自分自身の感情です。
思いやりでしてくれた行動に対して『厚意』という言葉を使う、ということです。
冒頭で書いた《恥をかく可能性がある》という事について書いていきます。
『○○さん、先日のご厚意どうもありがとうございました(感謝しています。)』と使うのが通常ですね。
これを、『○○さん、先日のご好意どうもありがとうございました。』にしてしまうと、好きになってくれてありがとう。というようになってしまいます。
とんでもなく自惚れていることになってしまうので、使い方を間違えないように気を付けましょう。
まとめ
今回は“好意”と“厚意”についてまとめました!
好意とは、相手に愛情がある時に使う自分自身の気持ちのことで、
厚意とは、相手が何かをしてくれた思いやりの気持ちを感じた時に感謝して使う言葉、ということがわかりました。
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