記憶に新しい東日本大震災。
その前だと阪神淡路大震災や新潟中越地震など震度7を記録した地震があります。
地震があると良く言われるのがマグニチュードと震度ですが、マグニチュードって何?何がどうなるとマグニチュードって呼ぶの?と思ったりしませんか?
震度もどんな観測で決めているのか?知っている様で意外と知らない両者の違い。
今回はその2つの違いについて紹介します。
マグニチュード・震度について
マグニチュードと震度は地震があると良く耳にしますが数字が大きければ大きいほど凄いとしか認識してない人が多いのでは無いでしょうか?
実際に違いを聞かれてもハッキリと答えられる人は少ないと思います。
そこで2つの違いに何があるのか調べてみました。
マグニチュードとは?
マグニチュードとは地震そのものの規模を表します。
マグニチュードが1増えるごとに地震のエネルギーが32倍になると言われています。
極微小地震で表すマグニチュードは1以下、微小地震でマグニチュードは1〜3、小地震でマグニチュードは3〜5、中地震でマグニチュードは5〜7、大地震でマグニチュードは7以上となっていきます。
巨大地震になるとマグニチュードは8クラスとなり、記憶に新しい東日本大震災はマグニチュード9だったので、とても凄い地震だったと思います。
震度とは?
地震の震度は計測震度計によって測定します。
昔は体感や周りの状況などで判断していましたが、平成8年の4月以降は計測震度計で自動的に計測され速報を流しています。
震度の階級は現在10階級で表され、震度0から順に震度1・震度2・震度3・震度4・震度5弱・震度5強・震度6弱・震度6強・震度7と10階級に分かれています。
震度0、揺れを感じない。
震度1、屋内で静かにして居る人が僅かに揺れを感じる人が居る。
震度2、屋内で静かにして居る人の殆どが揺れを感じる。
震度3、屋内に居る人が殆ど揺れを感じる
震度4、天井から釣り下がっている物が大きく揺れる。
震度5弱、固定していない家具などは揺れで移動したり倒れたりする。
震度5強、物につかまらないと歩けない。
震度6弱、立っている事が困難。
震度6強、大きな地割れや地滑りなど発生する事がある。
震度7、耐震性の低い建物は傾いたり、倒壊する事がある。
まとめ
・マグニチュードは地震の規模
・震度は生活している場所の揺れの大きさ
となります。
震源地が近ければマグニチュードの値が小さくても揺れは大きく、遠ければ揺れは小さくなります。
ですからマグニチュードだけで判断すると避難に遅れたりする場合があるので気を付けましょう。
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