「追い越し」と「追い抜き」、どちらも自分の前を移動している何かよりも、自分がその前にでることですよね。
どちらも同じ意味の様に感じますが、違いってあるのでしょうか。
「追い越し」と「追い抜き」の違いについて調べてみたいと思います。
車の運転をしていると、「追い越し禁止」や、「追い越し車線」などはよく耳にします。
日常生活の中で、「追い越し」や「追い抜き」の場面などは、ほとんどないですね。
車を運転しなければ、縁のない言葉かも知れませんが、運転免許を持っている皆さんも、ペーパードライバーの皆さんも、もう1度、違いについて、一緒にお復習(サラ)いしてみましょう。
「追い越し」について
基本的な動き
- 右の車線にでる
- 前車と並ぶ
- もとの車線に戻る→結果、前車の前にでる
※道路(車線)を変えて、前車の前に「入る」
「追い越し」が可能な場合
「追い越し」は、車線変更をする(=ハンドルを切る)が、元の車線に戻ることです。
・高速道路では、「追い越し車線」を走行して追い越す。
「追い抜き」について
基本的な動き
- 前車に並びかける
- そのまま前にでる
※道路(車線)を変えないで、前車の前に「でる」
「追い抜き」が可能な場合
「追い抜き」は、始めから車線変更をしない(=ハンドルを切らない)ことです。
- 2車線以上の一般の道路では、「追い抜き」が可能
- 1車線の一般の道路では、道幅が広く、安全が確保されていれば、「追い抜き」が可能
道路の中央に引いてある黄色いラインは、「追い越し禁止」の印です。
このラインをまたいで(はみだして)前車を抜くことはできません。
もちろん、黄色いラインを踏まず、超えず、抜くことは可能ですが、ほとんどの場合、それができるのはバイクぐらいのもので、自動車では、「追い越し」になるでしょう。
まとめ
「追い越し」と「追い抜き」の違いは、上手く伝わりましたか。
私自身もお復習いをして、教習時代を思い出しました。
運動会で例えるなら、「追い越し」は、トラックのラインに沿って走るリレーで、「追い抜き」は、最後までラインを変えない徒競走でしょうか。
ですが、これは、私の思い出の中の運動会でのことですから、この例えは一個人のものです。
一般的には、前車を抜く時は、「ハンドルを切るか、切らないか」で、抜き方が変わると覚えた方が良いのかもしれません。
そこに車の場合は、色々な制約(法律)があって、危険もあって、「追い越し」も「追い抜き」もしなくてすむ走り方をしたいと思いましたし、しっかり覚えておこうと思いました。
皆さんも、くれぐれも無理な操作には、気を付けましょう。
今のあなたにおすすめの記事