あなたは《店内改装のため〇日までお店を休業します》や、《改修工事の為しばらくお店を休ませていただきます》という張り紙を見たことはありませんか?

なんとなく『あーそうなんだー』とサラッと流してしまいそうなこの二つの言葉、いったいどのような意味があるのでしょうか。

実は、お店だけではなく自分が住んでいる家にも必要になる可能性があるんです。

ということで、今回は“改装”と“改修”の意味や、どのような違いがあるのかについてまとめました!

改装 改修 違い

改装と改修とは?

改装とは、店や部屋などの飾りつけやつくり、設備などを変えることをいいます。

また、外観や内装を新しくすることも改装といいます。

改修は、傷んだところの手入れや修理をすることをいいます。

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改装と改修の違い

改装は読んで字の如く《見た目の装いを改める》ということで、改修は《修繕して改める》というハッキリとした明確な違いがあります。

見た目が変わる改装と違って、改修はパッと見た感じでは以前のままであることがほとんどなのです。

たとえば壁紙クロスの張替え、ペンキの塗り替え、和風だった部屋を洋風かえる(畳の部屋をフローリングにする)などは、“改装”という言葉を使います。

改修が必要な理由は、建物自体が老朽化するからなんです。

なんで壊れてもいないのにペンキ塗り直しているんだろう?というアパートなど見たことはありませんか?

建物は紫外線によって住んでいても住んでいなくても劣化してしまうのです。

劣化することによって雨水が入ってしまい、より老朽化が進んでしまいます。

それを防ぐためにも老朽化する前にあらかじめ対策をしておく必要があるんです。

たとえばマンションの場合、築12年を目安として大規模修繕(改修)をするように国土交通省で推奨されています。

また、建物の半分以上を改装・改修する場合は確認申請が必要になるため、いきなり思い立って個人で行うことは難しくなっています。

まとめ

今回は“改装”と“改修”の違いについてまとめました!

店や部屋などの飾りつけや外観、設備などを変えることを改装といいます。

広い意味での模様替えみたいなものですね。

傷んだところを修理したり手入れをするのが改修といいます。

この違いを覚えておくと、お店の張り紙なんかを見た時にどう変わるのかを想像できて楽しくなりますよ!

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