日本語はとても難しいもので、意味は似ているのにわざわざ難しい言い方にしてるんじゃないの?って思うこと多々ありませんか?
以下と未満も同じです。
端的に表現するために用いられているものですが、意味をしっかり把握していないと間違えてしまいますし、意味を知っていたとしてもどっちがどっちだったかな、なんて分からなくなることもあります。
ということで、今回は“以下と未満の違い”についてまとめました!
以下、未満とは
以下とは?
以下とは、決められたものを含めて、それより下の数字の事を言います。
三歳以下、という言葉であれば、三歳も含まれるという事です。
未満ってなに?
未満とは、決められたものよりも下の数字の事を言います。
三歳未満、だった場合は三歳は含まれないということになります。
以下と未満の違い
ややこしいですね(笑)
要するに、以下と未満の違いは、決められた数字が含まれるか含まれないか、だけなのです。
では、違いを例文にしてみてみましょう!
たとえば、20歳未満の方のご入場はお断りいたします、という言葉がありますよね。
これは、0歳から19歳の人はダメですよ、という事です。
20歳以下の方のご入場はお断りします、であれば、0歳から20歳までが入れないという事になります。
子供に説明するときには、“遠足のおやつ”に例えてみると良いでしょう。
遠足のおやつが300円未満だったら、299円までしか買うことが出来ません。
遠足のおやつが300円以下だったら、300円まで買うことが出来るのです!
以上と超過って?
以下と未満が分かりにくいように、以上と超過も分かりにくいですよね。
超過とはあまり言わず、“超える”という表現がされます。
よく求人誌などで見かけませんか?
・18歳以上の方
・18歳を超えている方
18歳以上というのは18歳を含む年齢の事を言います。
昨日まで17歳でも誕生日さえ来ればその日から応募して良いことになります。
18歳を超えた方というのは、18歳は含まれません。
19歳になっている方の事を指しています。
ほんとうにややこしいですが、以下や以上など、“以”が付いた時は、その数字も含めて上か下、と覚えるとわかりやすいと思います。
まとめ
今回は“以下”と“未満”の違いについてまとめました。
・以下はその数字を含んでそれより下
・未満はその数字を含まずにそれより下
ということになっています。
参考にしていただければ幸いです!
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