同じような意味であることは知っているけれども、どういう違いがあるのかいまいち分からないものが日本語には多くあります。

検収と検査もそのうちの一つですよね。

あなたは『検収よろしくお願いします』と言われ、即座に対応できますか。

ということで、今回は“検収”と“検査”にはどのような違いがあるのか、どうやって使い分けるのかについてまとめました!

検収 検査 違い

検収と検査の意味

  • 検収とは、発注に応じて納められた品などを、注文の時の条件に合っているか確かめたうえで受け取る、という意味があります。
  • 検査とは、悪い所がないかどうかを基準に照らし合わせて調べる、という意味があります。

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検収と検査の違いと使い分け

『これで大丈夫かな?』と調べるところまでは、どちらも使い方は同じですね!

違うのは、検収はさらに《受領する必要がある》ということです。

受領されなければ、納めた側は報酬を受け取ることは出来ないのです。

たとえば、風邪をひいてしまった時に病院に行ってインフルエンザではないかどうかを調べてもらうことは検査といいます。

対して、スーパーなどで食品を商品を発注し、届いたらまずは数があっているかどうか、不備はないかどうかを確認、点検をします。

そこで発注したものと間違っていたら一旦戻したり追加してもらって、発注時の条件と同じものにします。

しっかりあっていれば受け取って、そこで初めてお金が発生するのです。

これを、検収といいます。

検査は確かめるもの、という事に対し、検収は点検して受領するもの、という違いがあります。

検収がなければ、受け取ってもらえたのか、ちゃんと届いているのか、など先方に不安な思いをさせてしまうだけではなく、納期内にきちんと納品したにもかかわらず検収が遅れると、報酬もその分遅れることになるので会社などにとっては一大事です。

普段検収する側にいる人は、なるべく早めに受領してあげましょうね!

まとめ

今回は“検収”と“検査”についてまとめました。

検収とは納品されたものを発注時の条件とあっているか確認して受領するもの、検査は悪い所や不備がないかを基準と照らし合わせて調べることです

この二つの言葉には受領するかしないか、という違いがあることが分かりました!

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