皆さんは「効く」と「利く」の違いって分かりますか?

効くも利くもどっちも同じじゃないの?と思う方もいらっしゃると思います。

分からない時はひらがなを使うのも一つの手ですよね!

私は分からないのでひらがなを使う派ですが。

では、両方にはどのような違いがあるのでしょうか。

効く 利く 違い

違いはあった!効くと利く

主に、「効く」は「薬の効き目がある」など何かしらの効能があらわれる時に使われることが多いです。

そして「利く」は有効にはたらく。

活動するといった力が発揮されたときに使うことが多いです。

可能である時にもこちらの「利く」を使います。

効くは効き目があった時に使う

「効果」や「効能」といった熟語に使われるように「効く」は、何かしらの力(薬など)が効いた時に使われます。

宣伝の効果が出た時なんかも、「宣伝が効く」と使われます。

パンチやキックがきくなんかもこちらの「効く」が使われます。

結果がついてくる方に使われるのがこちらの「効く」ですね。

例えばですが「サプリメントが効いてきた」「説教が効いた」「冷房が効く」はこちらになります。

利くは道具など本来の力が発揮されたときに使う

「利用」や「便利」といった熟語に使われるように「利く」は機械や道具などの力が発揮される時に使われることがほとんどです。

道具などだけでなく身体や精神の機能や抑制が働く時にも使えます。

また、「見晴らしが利く」など物事が可能な時にもこちらの「利く」を使います。

「学割が利く」「保険料が利く」なんかも利用できるということなのでこちらの「利く」を使うことができます。

例えばですが「気が利く」「融通が利く」「やり直しが利く」「自動車のブレーキが利く」などもこちらの利くが使えます。

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両方使えるときも?

そのものの特性や機能などが強くあらわれている場合は両方使うことができます。

料理なんかは両方使っても意味が成り立つことが多いですね。

「酸味が利く」だと酸味がしっかり発揮されていることになりますね!

「酸味が効く」でもその酸味の効果がある料理の意味になります。

まとめ

「効く」は結果がついてくるときに、「利く」は力を発揮する時に使われる「きく」だということです。

両方使えるときもありますが、分かりにくい場合は料理に関する時やその材料の効能が効く時に使うものだと考えていいと思います。

少し難しいですが、効くと利くを使い分けてみるのも面白いかもしれないですね!

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