舞台などに興味がある人は、上演や公演をみに行ったことがあると思います。

しかし、上演と公演の明確な違いって何か知っていますか?

なんとなく《舞台を観に行くことでしょ?》くらいのイメージですが、実はちゃんと明確な違いがあるんです!

ということで、今回は“上演”と“公演”の違いについてまとめました。

上演 公演 違い

上演と公演の意味

まずは、上演と公演の意味を辞書で調べてみました!

  • 上演とは、劇などを舞台上で行い人々に見せること、という意味があります。
  • 公演とは、大勢のお客の前で歌、劇、踊りなどを演じることをいいます。

うーん…これだけ見ると同じ意味にしか見えませんよね。

では、もう少し掘り下げて見ていきましょう!

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上演と公演の違いと使い分け

どちらも人々に見せること、という意味になっていますが、もっと掘り下げてみるとその違いが出てきました。

上演は決まった人に見せるものです。

たとえば抽選に当たった人しか見ることができなかったり、学校の行事の中の発表なんかはステージで子供たちが劇などを披露してくれますが、学校関係者以外は立入禁止のことが多く、一般の人は見ることができないようになっています。

それにかわって公演はチケットさえ購入すればだれでも見ることができるのです。

また、注意事項として『上映時間中は撮影しないでください』とあった場合は、舞台に上がっている間は撮影をしてはいけません。

しかしひとたび舞台から降りたり、舞台挨拶の間は自由に撮影をしても良いということになります。

『公演中は撮影しないでください』と言われた場合は、その場に役者さんたちなどがきていること自体がイベントなので、舞台から降りていたとしても撮影をすることは禁止されています。

しかし実際は、上演であっても『撮影はご遠慮ください』と言われる場合の方が多く、明確に使い分けているところの方が少ないのが現実です。

まとめ

今回は“上演”と“公演”の違いについてまとめました!

上演は決まった人だけに見せるもののこと、公演は不特定多数の人に見せるもののことをいうことが分かりました。

上演中は、公演中は、などと注意事項があっても、実は今は明確には使い分けられていないので注意しましょう。

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