皆さんは、ペアガラスと2重サッシの違いについて知っていますか?
どちらがより住居にふさわしいのでしょうか。
今回は、ペアガラスと2重サッシの違いについて紹介いたします。
ペアガラスと2重サッシの違い
ペアガラスと2重サッシ、実はこのような違いがあります。
それぞれの性質や特徴について紹介します。
ペアガラスについて
ペアガラスとは、2枚の板ガラスの間に、一定間隔の乾燥空気を入れて密閉した、複層ガラスです。
光の透過性を保ちつつ、断熱性がよく、遮音性もあるという利点があります。
結露を生じにくいという面もメリットです。
また、乾燥空気の代わりにガスを入れることもあります。
ペアガラスの使用によりエネルギーの消費量を抑えることができるので、先進国の多くで、複層ガラスの利用が義務化されていますが、日本ではまだ義務化は進んでいません。
日本のペアガラスは主に2枚の板ガラスですが、ヨーロッパでは3枚の板ガラスで構成されたものが一般的です。
2重サッシについて
2重サッシとは、保温、防寒のために、サッシを二重に取り付けたものです。
窓枠の上から樹脂などの窓を取り付けて2重した、内窓です。
ペアガラスと同様に、結露防止の効果もあります。
また、防音効果もあります。
二重開閉のため、手間が生じるといったデメリットもあります。
2重サッシは、かつて北海道や東北地方で、防寒のためによく使われていました。
2重サッシにすることで、気密性が高まります。
そのため、暖房器具を使用する際に、少ないエネルギーであたたかい室温を保つことができます。
省エネや節約につながりますので、環境にも経済的にもとても良いです。
ペアガラスと2重サッシはどう違う?
ペアガラスと2重サッシの違いは、二重サッシにはサッシが二重に設置してあるということです。
他、結露防止や防寒などの効果などはよく似ています。
防音効果は、2重サッシの方が高いようです。
音楽を聴くことや、楽器を演奏するのが趣味の方は、2重サッシの方が良いかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
いずれもメリットは似ていますので、実際に家を建てる際には、家に対する希望も踏まえて、建築会社の方とよく相談されると良いと思います。
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