新聞にはさまっているチラシなどを見ているとよく分譲マンションのチラシがありますよね。
『こんな家いいなぁ』という気持ちで買う予定もないのに見てしまいませんか?
チラシを見ているとよくベランダやバルコニーというところが存在します。
賃貸を探している時にもたまに見かけますね。
しかし、ベランダとバルコニーはいったい何が違うのでしょうか?
ということで、今回は“ベランダ”と“バルコニー”の違いについてまとめました。
ベランダとバルコニーの違い
まず、ベランダには必ず屋根がついています。
なので雨が降っていてもあまりにひどい雨じゃない限り洗濯物が濡れることはありません。
一方、バルコニーには屋根がありませんので、洗濯物を干しているときに雨が降ってしまうと小雨だったとしても濡れてしまいます。
つまり、ベランダとバルコニーは《屋根があるか、ないか》が大きな違いなのです。
また、バルコニーは建築基準法施工例で《100センチメートル以上の幅と110センチメートル以上の手すりを付ける》ことが義務付けられています。
たとえばサザエさんの家を思い浮かべてみてください。
飼い猫のタマがよく日向ぼっこをしている場所は“縁側”と言いますよね。
しかしあの場所は形状が少し違うだけで、洋風に言うと《ベランダ》なのです。
ルーフバルコニーやテラスについて
ちなみに、“ルーフバルコニー”とは、下の階の屋根を利用して作られた空間で、バルコニーよりも広くできています。
また、“テラス”とは一階にあるバルコニーのことで、屋根がなく床がある空間のことを言います。
屋根がなく床もない空間は“庭”というので、使い分けをきっちりとされているのです。
しかし、外国ではベランダとバルコニーに違いがありますが、実は日本ではまだ不動産の広告においては明確な決まりがないのです。
バルコニー付きの家に住みたい!と思っていても実際に見に行ってみたら想像と違った、なんてこともありますので、まずは実際に家を見に行ってみるのが良いでしょう。
まとめ
今回はベランダとバルコニーの違いについてまとめました。
この二つの空間の違いは、屋根があるか、ないかの他に、建築基準法施工例に基づいた策があるか、ないかの違い、ということになります。
今のあなたにおすすめの記事