家庭科の授業で行った《調理実習》。
花嫁修業として通った《料理教室》。
どちらも食事を作るということには変わりないように思えますが、なんで言い方が二種類あるのでしょうか?
実はこれにはちゃんとした明確な違いがあるんです。
ということで、今回は“調理”とはなにか、“料理”とはなにか、その違いは何なのか、についてまとめていきます!
調理と料理の特徴
調理というのは、仕込み、切る、煮る、焼く、揚げる、炒める、茹でる、味を付ける、器に盛るまでの過程のことを表しています。
料理とは?
料理は、器に乗って出来上がった状態のものをいいます。
調理と料理の違いと使い分け
調理と料理には、出来上がるまでの過程のことをいうのか、出来上がったもののことをいうのか、という違いがありました!
ちなみに《調理師》さんというのは、食事を作る技術を学んで身についている人のことをいい、調理師免許を持っていない人が名乗ることは出来ません。
調理師や調理人は、調理師法という国家資格に合格することが出来てやっと名乗ることが出来るのです。
ただお勉強しました~だけじゃだめなんですね!
《料理人》というのは、主にプロとして料理を作る人に対する言葉ですが、一般の主婦が『私は今日から料理人!』と名乗っても問題はありません。
さらに、《料理学校》や《料理教室》は、自分の家庭などで作ることが出来るように一般の人が学ぶための場所です。
それに対し《調理学校》や《調理師専門学校》は、食材に対してどのように手を加えているのかを学ぶための場所です。
プロになるための技術を持っていて、専門的な知識も基礎の基礎から教わることが出来ます。
調理師法というものがあって、衛生面や栄養など、調理師になるにあたって必ず必要になるものを学べる場所です。
まとめ
今回は“調理”と“料理”についてまとめました!
調理は免許が必要で、国家資格にも定められています。
料理が出来上がって、テーブルに運ばれるまでのすべての作業のことを調理といいます。
料理は出来あがってお皿に盛りつけたもののことをいいます。
同じように思えるけど全く違うものですよね!
もし使う機会があれば、間違ってしまわないように参考にしていただけたら幸いです!
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