料理本などや様々な料理の作り方などで記載されている「焼く」と「炒める」という表記ですが、この違いをご存じでしょうか。

どちらも火を通すという調理法ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

詳しくみてみましょう。

焼く 炒める

加熱調理のメリットとは

料理をする上で調味料と食材を混ぜたり、加熱調理をすることも多いのはないでしょうか。

加熱することで風味が増したり食感が良くなるということはもちろん、雑菌の繁殖を防ぐため免疫力が低下している方にもおすすめの調理法です。

加熱には焼く・炒める・揚げる・煮る・蒸すという5つの調理法があります。

その中から焼く・炒めるという調理法について見ていきましょう。

焼くとは

焼くとは人類が火を初めて発見したときから行われている調理法で、直接加熱する直火焼きと何かを通して間接的に加熱する間接焼きの2種類に分類されます

直火焼きとは竹串やフックで食品を刺して焼いたり、網の上に食品を乗せ直接焼くことを指します。

一方間接焼きは鍋やフライパンなどを通して焼くことを指し、焦げ付きを防ぐために油を使う場合が多く見られます。

タンパク質を主な成分とする肉や魚を焼くと、香ばしい食欲をそそる香りを体験したことがある方も多いと思いますが、これはメラノイジンという成分が180度程度で加熱されたときに起こる科学反応で、それ以上の高温だとメラノイジンが炭化して悪臭に変わると言われています。

そのため、焼くという調理法をとるときは180度に保つと料理がより美味しくなると言われています

炒めるとは

熱したフライパンや鍋が焦げ付かないように油を使い、その上で食材をかき回しながら加熱していく調理法を炒めると言います

150~200度くらいの高温で加熱するのが基本で、炒め上手になるには素材の火の通り具合に合わせて調理していくことがポイントです。

また炒め物は弱火だと水気が出てベタベタするため、基本的に強火で行うことが基本です。

炒める食材も香りが出るネギやニンニク、火が通りにくいニンジンや白菜の芯といったものから順番に炒めていくようにしましょう。

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まとめ

炒めると焼くの違いはどちらも火を使う調理法ですが、焼くときに食材を動かすかどうかの違いということが分かりました。

より美味しい料理にするためにも、正しい調理法で料理を作るようにしましょう。

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