会社に勤務している人には、欠勤扱いにならずに自分の休みたい時に休みが取れる「有給休暇」というルールがあるのは、本当に嬉しいものです。

もちろん、勝手に休むわけにはいかないので、その前に届けをだします。

その届けは、口頭ではなく、ほとんどの場合、文書になりますが、さてここで、「有給」と「有休」のどちらを使えば良いのでしょう。

正しく「有給休暇」と書けば良いのでしょうが、「有給休暇」を略して、「有給」が正しいのか、「有休」が正しいのか、言い慣れた言葉の思わぬ盲点に、迷う人もいるかも知れません。

これから、「有給」と「有休」の違いを確認してみたいと思います。

有給 有休 違い

「有給」と「有休」の辞書の意味について

「有給」とは、雇い主から給料を引かれずに取れる休日のことであり、「年次有給休暇(ネンジユウキュウキュウカ)」と呼ばれています。

「年次有給休暇」は毎年決まった日数があり、国ごとに最低日数は違いますが、確保されている様です。

ほかの言い方としては、「有給休暇」、「年次休暇」、「年休」、「有休」などがある様です。

「有休」とは、「有給休暇」を意味し、「年次有給休暇」と呼ばれています。

辞書で調べた結果、「有給」についての解説は細かく書かれていましたが、「有休」については、一行にも満たない解説でした。

また、意味については、「どちらも同じ」ということの様です。

「有給」と「有休」の正しい使い方

上記にもある様に、「有給」と「有休」には違いがなく、どちらも「年次有給休暇」の中の文字を取って短くしているだけでした。

どちらの言葉(漢字)も新聞などでも使われていて、世の中に溶け込んでいる様ですが、正しくは「年休」といい、労働に関する事案には「年休」を使う様です。

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「有給」と「有休」の一般的な使い方

会社など、社内で使う言葉としては、「有給」と「有休」のどちらかを使うことが多い様ですが、色々な呼び方があるので、会話の中では伝わらないこともありそうです。

そこで、正確に伝えるためにも、「有給休暇」とか「年次有給休暇」といった正式な呼び方を使うことをお勧めしますが、現に正式な呼び方をする人が増えてきている様です。

まとめ

調べてみて分かったことは、「有給」と「有休」の違いは、「ない」ということでしたので、もう悩まなくても良い様です。

ただし、中には、給料に影響する休みを「有休」、影響しない休みを「有給」と勘違いして理解している人がいるそうなのです。

話の行き違いや二度手間など、余計な時間がかからない様に、「有給」と「有休」の正式な呼び方は「年次有給休暇」だということをきちんと認識して、日常的に使える様にすることをお勧めします。

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